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2025年01月31日
機巧(からくり)研究会は、公益社団法人 日本設計工学会が主催する設計コンテスト2024にエントリーし、形状設計(入門)コースで優勝しました。
機巧研究会は、所属学生のスキルアップを目標に、本年度から設計コンテストに参加しました。
この設計コンテストは、3D-CADを設計ツールとし、指定された設計仕様に基づく、事務機や家電製品の外装部品(モールド部品)の設計力やアイデアの独創性を競う大会になります。1チームの人数は2名であり、協力してチームとして設計する力も求められます。本年度の課題は懐中電灯でした。
2024年度大会には本学からは生野さん(工学部機械工学科2年・福岡県 三池工業高校出身)と、植山さん(同学科2年・大分県 中津北高校出身)の1チームが参加しました。4月からの大会規定の読み込みに始まり、製品コンセプトのまとめ、アウトドアでの使い勝手、熊本地震を経験しての非常用としての利用方法も考慮して、独特の八角形ボディの懐中電灯というコンセプトを練り上げました。
その後、夏季休暇中に自学自習で3D-CADの修練を積んで構想設計を行い、実施された研修資料を元に量産を意識した詳細設計を進め、12月7日(土)に関東学院大学(金沢八景キャンパス)で実施された成果発表会(最終審査)に臨みました。発表会では、実際に企業で数多くの製品開発や設計に携わられている技術者からの質疑応答にも対応し、持ち込んだ試作品を用いて設計案の紹介した結果、形状設計コースにて優勝の評価をいただきました。
次年度以降もコンテストに挑戦して参ります。
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