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本学の大学院工学研究科応用情報学専攻(博士課程前期・後期)は情報分野に関連した最先端の研究と教育を目指し、未来の科学技術の発展に寄与できる研究者および技術者を養成することを目的としています。
現在の高度情報化社会を支える中心的な技術は情報通信技術(ICT)であり、この技術は産業構造や社会構造に大きな影響を与えながら急速な進展をもたらしています。また、近年の科学技術は、生産性や物質的豊かさを重視した従来の考え方から、自然環境と共生し、より精神的豊かさを追求する手法へ移行しております。環境にやさしい電気・電子技術や化石燃料に頼らないクリーンエネルギー技術はますます重要性を増すものと予測されます。これら情報通信技術とクリーンエネルギー技術は今後、人類が永続的に地球上で繁栄していくために必要不可欠な技術となります。
このような背景から、本専攻では情報システム、ソフトウェアサイエンス、メディア情報処理、電子制御エレクトロニクス、情報環境エネルギーの5つの分野を設定し、充実した教育研究体制を築いています。高度情報化社会を支える情報通信技術分野および電気・電子工学を基盤においたエネルギー環境分野の幅広い知識と技術を備えた高度専門技術者の育成を目指しています。
携帯電話、無線通信やアナログ・デジタル混在信号処理、インターネットの中のLINUX/JAVA/アンドロイド・プラットホーム上における分散オブジェクトを使った開発、情報セキュリティ、カオスに関する研究、P2Pブローカレスネットワークの研究開発
計算・アルゴリズム理論、ソフトウェア工学、知能処理システム、マルチエージェントシステム、自律適応型分散オブジェクト指向計算環境、クラウドコンピューティング、並列計算、量子コンピュータ、Webアプリケーション、データベース、データの自動変換に関する研究
画像処理、立体映像、音楽情報科学、音声認識、音声対話、音響信号処理、騒音制御・解析、生体信号処理、特徴可視化、デジタルコンテンツのデザイン、エンターテインメントシステム開発、手書き文字の認識、画像の有する形状や色等の特徴と人間の感覚との間の関係の分析、筆圧・筆速・ペンの傾斜角等の特性相互間の関係の解明、電子透かしに関する研究
複数並列指型ロボット制御、無線センサネットワークの相互接続を可能とするユビキタス中継器、電気二重層キャパシタの電子機器への応用技術、ナノエレクトロニクス、電磁精密測定技術、量子工学に関する新材料創生技術、光ピンセットなどの光応用技術、レーザーを用いたSiCへの不純物ドーピングに関する研究
プラズマ応用技術、大気圧放電、プラズマ農業、環境保全技術、リニアモーターの研究、磁気浮上搬送装置の開発、次世代スイッチング電源開発、自動車用電源開発