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  1. 第61回日本伝熱シンポジウムにて大学院生が研究発表

学科ニュース

第61回日本伝熱シンポジウムにて大学院生が研究発表

2024年06月18日

2024年5月29日(水)~5月31日(金)3日間に渡り、神戸国際会議場で第61回日本伝熱シンポジウムが開催されました。熱輸送に関する基礎研究から応用研究まで幅広い分野をカバーする同分野では最大の国内学会です。

2日目朝一番の「強制対流」のセッションで、大学院機械工学専攻修士課程2年の加藤さん(大分県 大分鶴崎高校出身)が「非一様分布で流入する矩形管内脈動流中に設置された平板上の熱伝達特性」と題して口頭発表を行いました。
血流に代表される脈動流に着目し、熱物質伝達・輸送の観点で、脈動流の特性を工業的に応用し、様々な機械装置の温度制御に活かすことを目的とした研究です。学部の卒業研究から数えて、加藤さんは同テーマに従事して3年目になります。実験装置・計測手法についても熟知し、局所の時間平均流速の計測ならびに空間的な時間平均流速分布ならびに局所での流速変動の計測を基に、流れ場と温度場の関係について、実験結果を発表しました。緊張もあったと思いますが、質疑応答も落ち着いて答えていました。
同学会には昨年度に続いて2回目の発表でしたが、昨年度の発表と比べても、自分自身で成長を感じる事ができたのではないかと思います。質疑応答の際に頂いた質問や意見を刺激として、今まで以上に興味を持って研究活動に取り組んでくれるものと期待しています。加藤さんは今回の結果を更に検証し、且つパラメータ試験結果を追加して、11月に台湾で開催される輸送現象に関する国際会議(ISTP-34)でも発表予定です。

(文責 齊藤)

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