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2023年12月25日
2023年12月11日(月)~14日(木)まで、韓国(ソウル、高陽、安城、抱川)にて生物生命学科の海外研修『韓国のバイオテクノロジーを学ぶ』が行われました。
参加した学生は生物資源環境工学講座を受講する学生を含め14名で、1年生から大学院応用微生物工学専攻博士課程1年生までの広い学生層、そしてマレーシアに留学中の学生も合流し、大変賑やかな研修となりました。研修内容は、タイトルの通りバイオテクノロジーを利用した工業・生活排水の処理技術と、韓国の醸造技術を学び、そして韓国文化に触れてくる、というもので韓国からの留学生の朴さんを中心に学生たちが約3ヶ月間にわたり練りに練った計画です。
微生物を利用して地球を綺麗にするという技術は日本も韓国も共通ですが、2017年に韓国からの大学生が熊本の下水処理場を見学したときの様子から考えると技術進歩がうかがえました。また日本はこのアジア圏でも独特の醸造技術を発達させてきた経緯があり、韓国の醸造所の見学で微生物の使い方の違いを実感することが出来ました。そしてなにより参加学生は今回の研修を通して日本と韓国の深い関係性を感じてくれたのではないかと思います。
研修内容は年度内に学生による発表会が開催される予定です。また、生物生命学科の3年次の必修科目である生物資源環境工学実験でも今回の研修で得られた知見を学生に紹介する予定です。
新工法を利用した産業排水処理施設の見学
韓国伝統酒の製造施設の見学(日本と韓国、微生物の使い方の違い)
韓服を着て故宮を散策すると一気にタイムスリップ
仁川国際空港にてプチ解散式
フランスで講演 生物生命学部 三枝教授
/news/2023/231120_005640.html
食文化の継承に向けた食育推進事業に学生が挑戦
/faculty/biotechnology/bio/news/2022/230306_005203.html