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卒業後の進路

進路は多彩な分野・業界に広がっており、医薬品や化学試薬関連、食品関係、香料・化粧品、医療機器、福祉関連、動物実験関連などでの活躍が期待されています。 また、大学院(修士・博士後期課程)への進学がスムーズなのも特長。他大学・医学系大学院への進学も可能です。

活躍する卒業生

AGCエスアイテック株式会社
CSR部 品質管理グループ 所属

松永さん
2025年卒 熊本県/八代白百合学園高校出身

松永さん

微生物から素材へ。興味が導いた新しい舞台

さまざまな素材の開発・製造を行う「AGC」のグループ会社「AGCエスアイテック」は、原料「シリカ」を専門的に扱う企業だ。そこで品質管理の仕事に携わっているのが、卒業生の松永さんである。「化粧品などの最終製品ではなく、原料をつくる会社である点に魅力を感じました」と松永さん。もともと微生物に興味を持って応用微生物工学科(現・生物生命学科)に進学し、卒業研究では機能性食品の研究に取り組んでいたが、就職活動では食品系の分野に限定せず、広い視野で活動し、化粧品や塗料、包装フィルム、半導体部品など、幅広い製品の素材となるシリカを扱う同社に出会った。「興味のある素材の世界で働きたい」と志望した松永さんは、現在、品質管理グループで、シリカの品質試験や分析、データの管理などを担当している。「大学で学んだ分析技術や実験の進め方は、今の業務に直結しています」と松永さん。仕事では多くの数値や専門用語を扱うが、大学での学びという土台があるからこそ、日々の業務に確かな手応えを感じているという。今後はさらに知識を深め、より高度な分析にも挑戦したいと意欲をのぞかせる。自分の携わった「素材」が、世界のどこかで誰かの役に立っている。その実感が、彼女の新たな原動力となっている。

株式会社ファイントゥデイインダストリーズ

黒田さん
2025年卒 福岡県/柳川高校出身

黒田さん

微生物・滅菌の知識を品質管理の礎に

「TSUBAKI」や「fino」、「SENKA」など知名度の高い商品を手掛けるファイントゥデイグループ。世界中の人々が美しく豊かな人生を送れるようにする企業理念に共感し、入社しました。現在は製造部に所属し、シャンプーなどの液体を容器に充填し、梱包して出荷できる状態にする「仕上げ」の工程を担当しています。大学時代に培った微生物や滅菌の知識によって得られた衛生観は、品質を造り込むうえで役立っています。今後、生産ラインの管理者として一人前になることが最初の目標であり、その後は現場にとどまらず会社全体を俯瞰しながら安全・品質・生産性のバランスを最適化できる存在になりたいと考えています。

キリンホールディングス株式会社
研究部・培養G

守田さん
2019年卒/宮崎県・宮崎南高校出身

守田さん

好きなことを追究することで人々の健康への大きな貢献に

子どものころは昆虫が好きで、生き物に興味を持ったことが最初のきっかけ。高校では、遺伝学に興味を持ち、その面白さに「もっと生物の学びを深めたい」と守田さんが選んだのが、崇城大学の生物生命学部だった。そこで出会ったのは、微生物学や遺伝子工学など、より深い生物の学び。多くの実験を経て、研究にのめり込み、「もっといろんな研究をしたい」とさらなる学びの欲を持つことになった。そんな守田さんが就職した「キリンホールディングス」は、やはり「微生物の研究」が仕事の根幹にある企業だ。キリンの強みである発酵の技術と知識を武器に、微生物の持つ力から医薬品や健康食品の基礎となる素材を見つけて培養し、さらに大量生産へとスケールアップする道筋をつくる。「仕事でも、やりたい研究を続けられている、そんな気持ちです」と守田さんは微笑む。ここで生み出すものは、世界中の人の健康や豊かさへとつながる可能性を持っている。「生き物の不思議」に魅せられ続けた守田さんが、大学で得た多くの知見と研究力を武器に、今、その力を大きく広げようとしている。

KMバイオロジクス株式会社

本学出身49名

本学出身49名

生物の力を引き出し医療に貢献する

ヒト用ワクチンや血しょう分画製剤などの研究から製造、販売までを行う「KMバイオロジクス」。日本でも随一のバイオ医薬品製造会社である同社に勤め、医療に貢献し続ける崇城大学OB・OGが数多くいる。研究開発、ワクチン製造、品質管理など、それぞれの現場で取り組む彼ら。場所は違えど、大学で得たバイオの知識や実験器具の扱い方などが共通して役立っているという。インフルエンザワクチン製造に携わる芥川さんは「ウイルスを扱う中で、大学で学んだ微生物に対する考え方がとても役立っている」。濵田さんは、「新型コロナウイルスなど、感染症への関心も高まっている今の時代、ワクチンを通して、「予防」で健康の基盤を支える仕事ができていると実感できています」と仕事の魅力を語る。ワクチン製造時のイレギュラーを改善・改良する安河内さんは、「大学時代の実験のノウハウが生かせています。今後は、大学でも携わった培養も担当したい」。「難しい仕事ですが、自分たちの仕事が日本中の病気治療や予防に役立っていると思うと、達成感も大きい」と武田さんは目を輝かせた。

株式会社新日本科学

本学出身21名

本学出身21名

豊富な研究や実験の経験を創薬支援に生かす

新薬が販売されるまでには、創薬・前臨床試験・臨床試験・承認申請・製造販売という段階が必要になる。その一連のプロセスを自社で行う、日本でも稀な企業が「新日本科学」だ。日本初の医薬品開発受託研究機関として創業し、今では前臨床試験の日本でのシェア1位、世界規模で試験や創薬の受託を行っているグローバル企業だ。崇城大で学んだ科学の力を武器に卒業生が活躍している。山下さん(写真中央)は前臨床試験に携わっている。大学時代の動物実験の経験が、マウス・ラットなどの実験動物実験操作や飼育管理に活きているという。「スキルが上がれば創薬にかかわる機会も増える」と腕を磨く日々だ。入社3年目の2人も、それぞれの思いを抱いて研修に臨んでいる。「大学院卒でなくても研究職に携われる環境が嬉しい」という早崎さん(写真右)は、実験動物技術者1級取得に向けて勉強中。薬学科卒の森さん(写真左)は、在学中の病院実習でがん治療中の患者さんと接した経験から、薬剤師ではなく新薬の開発に貢献したいとバイオ企業を選んだ。大学時代に抱いた思いを胸に、創薬と医療への貢献に歩みを進めている。