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  1. 生物生命学科門岡助教が日本農芸化学会2025年度大会にてシンポジウムを開催!

学科ニュース

生物生命学科門岡助教が日本農芸化学会2025年度大会にてシンポジウムを開催!

2025年03月14日

2024年3月5日(水)、日本農芸化学会が主催する2025年度札幌大会にて、門岡千尋助教生物生命学部生物生命学科)が国立感染症研究所の宮澤拳主任研究官と共同でシンポジウム(糸状菌の細胞表層構造の基礎研究とその応用展開)を開催しました。

糸状菌は、麹菌に代表されるように発酵食品の生産や医薬品の生産に不可欠であると同時に、多くの動植物の病原菌やカビ毒の生産菌として有害なものも存在しています。糸状菌の細胞表層には細胞膜や細胞壁が存在しており、これらは糸状菌ならではの細胞形態を形作る因子であることから、その構造を理解することは糸状菌の生育を制御したり、新たな抗真菌薬や農薬を創薬する上で非常に重要です。

本シンポジウムでは国内で活躍されている糸状菌研究者5名が登壇し(下記プログラム参照)、糸状菌細胞表層研究の最新の動向が紹介されました。会場には200名以上の観衆が参加し、活発な議論が交わされ盛会のうちに終了しました。

プログラム:糸状菌の細胞表層構造の基礎研究とその応用展開

世話人:宮澤 拳(感染研真菌部)、門岡 千尋(崇城大生物生命)
座 長:宮澤 拳(感染研真菌部)、門岡 千尋(崇城大生物生命)

9:00 はじめに
 宮澤 拳(感染研真菌部)
9:05 糸状菌における細胞表層構造を制御する生体膜の理解
○岩間 亮1,2(1東大院・農生科・応生工,2東大・微生物連携機構)
9:35 糸状菌におけるガラクトマンナン生合成とその生理的役割
○門岡 千尋(崇城大生物生命)
10:00 アスペルギルス属糸状菌の細胞壁多糖α-1,3-グルカンの化学構造と菌糸接着
○宮澤 拳(感染研真菌部)
10:25 レアな糸状菌細胞壁多糖ニゲランの合成研究の歩み
○上地 敬子、平良 東紀、水谷 治(琉球大農)
10:55 真菌の細胞表層多糖の検出法開発―糖質加水分解酵素を用いた多糖簡易解析法―
○山中 大輔(東京薬科大薬学部)
11:25 おわりに
門岡 千尋(崇城大生物生命)


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