機械工学専攻（修士課程）のポリシー

ディプロマ・ポリシー（学位授与の方針）

本専攻は、教育理念に沿った教育プログラムの定める授業科目を履修し、修了要件に定める単位数を修得するとともに学位論文の審査及び最終試験に合格した次の能力を有する者に修士（工学）の学位を授与します。

• 社会の持続的発展に貢献できる技術者・研究者になるために必要な豊かな人間性と積極性を身に付けた者。
• 価値ある研究成果を生み出し社会に還元できる技術者・研究者になるために、新規性、創造性、応用的価値を有する課題を発掘し研究推進する能力を身につけた者。
• 研究分野に関する深い専門知識と幅広い工学的素養を活かし、学術研究における倫理観を持って社会に貢献する能力を有する者。

カリキュラム・ポリシー（教育課程編成・実施の方針）

本専攻は、幅広い教養と機械工学の専門知識を修得して実社会で活躍できるように、次の方針でカリキュラムを編成します。

• 技術者・研究者として相応しい責任感と倫理観を持ち、人や自然との共生を願う技術者・研究者を養成するため、幅広い能力を涵養するためのカリキュラムの下で効果的な教育を推進します。
• 機械工学の各分野において、物事の本質を洞察し研究の深化を図ることのできる深い学識と高度な技術を身につけた技術者・研究者を養成するための教育を推進します。
• 機械・装置を開発するのに必要なエネルギーの発生と移動、機械を構成する個体材料の力学的挙動、物質の強度と変形、機械・装置を作るための加工および作動させるための制御等に関して、系統的かつ総合的な教育と研究を展開します。

アドミッション・ポリシー（入学者受入れの方針）

本専攻は、機械工学の専門性を活かし、「いのちとくらし」を支える人材の育成を目指して、次のような人を受け入れます。

• ものづくりや機械工学に深い関心を持ち、その修得に必要な基礎学力と探究心を有する人。将来、協調性と倫理観を身に付けた技術者・研究者になるための努力を惜しまない人。
• 幅広い知識の修得に努め、専門技術を掘り下げ、独創的な発想ができるように努力する人。将来、創造性豊かな技術者・研究者として新分野を開拓するための意欲を持つ人。
• 自然との共生、人々の幸福と安全なくらしの実現に貢献する熱意を持つ人。将来、グローバル社会で活躍する国際性を身に付けた技術者・研究者になるための努力を惜しまない人。