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学科のポリシー

ディプロマ・ポリシー

本学が定める学位授与の方針を受けて工学部建築学科が設定した「学修目標」の達成度を元に、以下の資質・能力を有すると認定したものに、学士(工学)の学位を授与する。

1.基礎的・汎用的知識と技能

  • 人文・社会・自然科学分野の教養的知識、専門基礎的知識、並びにコミュニケーション能力やリテラシー、論理力をはじめとする汎用的技能を身につけたもの。

【学修目標】

1_1 教養的知識 人文科学・社会科学・自然科学分野の諸学問について、基礎的な理解ができている
1_2 コミュニケーション能力 日本語及び外国語を用いた日常的コミュニケーション、学術的コミュニケーションができる
1_3 リテラシー 情報リテラシー:適切な方法で正しい情報を収集及び発信できる
コンピュータリテラシー:コンピュータに関する基礎的知識を修得し、その活用ができる
データリテラシー:実験等で得られた計測値をはじめとするデータを理論的・多面的に分析・考察し、適切な表現方法で他者に説明できる
1_4 論理力 論理的思考力:・個人で、または他者との討議を通じて、物事について論理的・多面的に思考することができる
       ・設計における技術的検討を繰り返し、設計要件を満足する自らの解答を導くことができる
論理的判断力:論理的に正しい結論を導き出すことができる
論理的伝達力:思考の結果を、文章または口頭で、筋道を立てて他者に伝達することができる
1_5 アカデミックスキル 学術レポートの書き方やプレゼンテーションの技法を理解し、実践できる
1_6 未来を切り拓く力 キャリアデザイン:大学での学修と社会を関連付け、将来の職業を含めた自分の人生を主体的にデザインすることができる
アントレプレナーシップ:個人の強みとなる創造力と実践力を習得し、独創的な提案を立案・実行することができる
課題発見・解決の素養:社会における課題を見出し、その解決に資するアイデアを提示することができる
1_7 数理基礎力 基礎知識・基礎理論の修得:各分野の様々な現象を理解するための基礎として、数学及び自然科学の基礎知識や基礎理論を修得している
数理モデルによる表現:物事の本質的な部分を数理モデルとして表現することができる
数学的処理:数理モデルに対して数学的な処理を施した結果を適切に解釈し、数式やグラフで表現することができる

2.専門的知識と技能

  • 建築が有する各分野の知識を体系的に身につけたもの。

【学修目標】

2_1 建築設計・計画の知識・理解 検討すべき機能性、安全性、快適性、地域性、場所性、芸術性及び歴史性を理解し、企画・計画・設計を展開してプレゼンテーションできる
2_2 建築史・意匠の知識・理解 建築や都市の成り⽴ちと変遷に関する知識を⾝につけ、建築や都市のあり方を理解している
2_3 建築環境・設備の知識・理解 建築空間が⼈に与える⽣理的、⼼理的影響並びに建築と環境のかかわりを理解し、居住環境の快適性と地球環境への配慮を両⽴する建築・都市計画を行うことができる
2_4 建築構造の知識・理解 建築物に生じる⼒学的現象及び構造安全性を理解し、建築物の構造を企画・計画・検証及び設計することができる
2_5 建築⽣産の知識・理解 各種建築材料、構法・施⼯及び維持・保全の⽅法を理解し、建築物を安全に構築する方法や建築物の耐久性を高める方法、並びに建築資材の再⽣利⽤の⽅法を立案することができる
2_6 情報処理の基礎的知識・理解 建築分野における情報の処理技術を理解し、実用できる
2_7 建築全般にかかわる知識・理解 2_1~2_6の基礎的知識を通して、建築を包括的・横断的に理解している

3.人間性・社会性

  • 建築にたずさわる者として求められる、社会に対する責任を自覚した豊かな人間性・社会性を身につけたもの。

【学修目標】

3_1 自己管理力
  • 自らの行動を省みて、自己を律し、次の行動につなげることができる
  • 自主的・計画的・継続的に、自学自習や健康・体力の維持増進に取り組むことができる
  • 仕事に対する自らの責任を理解するとともに、作業スケジュールを立案し、納期厳守に向けて作業を進めることができる
  • 失敗や論理的批判を、自分自身の成長や取り組みの改善の機会として受け止めることができる
3_2 協働性 他者との協働:所属する組織・集団の目標を達成するために、自らの意見(考え)を主張しつつ多様性を理解して、他者と協働して課題に取り組むことができる
レジリエンス:困難な状況においても、自己の強みと他者からのサポートを活かして、その困難を乗り越えることができる
3_3 倫理観
  • 健全な倫理観を持ち、洗練された倫理的判断を実践することができる
  • 技術者としての倫理観を養い、その観点から設計検討を進めることができる

4.応用力・実践力

  • 基礎的・汎用的知識と技能、専門的知識と技能、並びに豊かな人間性・社会性を基盤として、人間及びその集合体である社会や自然がつくる環境との調和・共存を常に考え、さらに、建築物が建ち上がる現実の場において、課題を発見・解決できる能力を身につけたもの。

【学修目標】

4_1 課題発見・解決力 社会のニーズを的確に捉え、建築・都市にかかわる課題を発見し、解決することができる

カリキュラム・ポリシー

工学部建築学科は、ディプロマ・ポリシーに掲げる資質・能力を身につけた人材を育成するために、共通教育課程及び専門教育課程から成る教育課程を以下の方針に基づいて編成する。

  • 建築学を学修する上で、また社会に出て活躍する上で求められる、⼈⽂科学・社会科学・⾃然科学の教養的知識並びに汎⽤的技能を⾝につけることができるよう、「初年次教育」「アントレプレナーシップ・キャリア教育」「リベラルアーツ・データサイエンス教育」「数理基礎教育」「英語・⽇本語教育」の五つの分野で科⽬を体系的に開講する。
  • 建築学の専門知識に基づく思考力、実践力を体系的に修得できるよう、計画から設計までのプロセスを理解した上で、各専門分野の立場から企画、計画及び検証、設計を行い、それをプレゼンテーションする横断的デザイン教育に必要な科目を、年次とともに徐々に専⾨性を高める形で開講する。また、一級建築士を取得するために必要な科目を開講する。
  • 社会に出て活躍する上で求められる豊かな⼈間性・社会性を⾝につけることができるよう、倫理観や⾃⼰管理⼒、協働性等の重要性を講じるとともに、それらを実践的に修得する機会として、アクティブラーニングを積極的に取り入れた多様な科⽬を共通教育課程・専⾨教育課程の双⽅で開講する。
  • 共通教育課程・専⾨教育課程の履修を通じて体得した教養的・専⾨的知識、汎⽤的技能並びに⼈間性・社会性を基盤に、建築・都市にかかわる課題の発⾒・解決に実践的に取り組む機会として、卒業研究を開講する。
  • 学修成果の評価は、設計作品、中間/期末試験、小テスト、レポート、成果発表、ポートフォリオ等多面的な方法を用いて、各科目で設定する到達度目標ごとに、客観的・厳格に行う。

アドミッション・ポリシー(入学者受入れの方針)

求める学生像
建築学科は、「建築各分野の知識および技能を習得し、環境や人間社会の課題に取り組む建築家および建築技術の発展に貢献する技術者」を育成することを目指しています。そのため、幅広い教養を身につけ、多様な価値観を理解できる人間性・社会性を磨くこと、失敗を恐れず挑戦することに、積極的・継続的に取り組む強い意欲を持つ人の入学を求めています。

本学科入学者に求める資質・能力
本学科の入学者に求める具体的な資質・能力は次のとおりです。

1.知識・技能
(A)文章や図を読んで正しく把握する力や、物事を体系的にとらえ筋道を立てて考える力
(B)建築分野の知識・技能を修得する上で必要な、数学をはじめとした幅広い分野の基礎的学力
(C)建築を学ぶ上で必須となる多様な手段(言語、ICT、図など)を活用する力

2.思考力・判断力・表現力
(A)修得した知識・技能を活用・応用する力
(B)課題の発見・解決や新たな価値の発見・創造に取り組む力
(C)さまざまな人に対して、自らの考えや提案を多様な手段を用いて的確に伝える発信力

3.学びに向かう力・人間性等
(A)建築空間のデザインや環境、安全への深い関心
(B)物事に進んで取り組み、困難にぶつかっても何度も挑戦する姿勢
(C)建築に関わる課題について、倫理観と協調性を持って、他者と共に取り組む力

ディプロマ・ポリシー(全学科共通教養科目)

「人間関係形成・社会形成能力」「自己理解・自己管理能力」「課題対応能力」「キャリアデザイン能力」等の基礎的・汎用的能力を身につけ、それらを実践できるもの

ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)

本学科は、教育理念に沿ったカリキュラムを実践し、厳格な成績評価により卒業要件を満足した次の能力を有するものに学士(工学)を授与します。

  • 【知識・理解】 ・建築が有する普遍的課題に対する基礎的知識と技術体系及びそれに基づく思考力を身につけたもの。
  • 【汎用的技能】 ・今後の社会で求められる建築的課題に対する専門的知識と技術体系及びそれに基づく分析・判断力及び応用力を身につけたもの。
  • 【態度・志向性】 ・建築を志す者の責務として、社会に対する責任を自覚した倫理観と豊かな人間性を身につけたもの。

カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)

本学科は、幅広い教養と建築の専門知識を身につけて実社会で活躍できるように、次の実施方針でカリキュラムを編成します。

  • 建築学の普遍的な基礎的知識とそれに基づく思考力を養うため、専門基礎科目とともに各専門科目を充実させ、一級建築士を取得するために必要な基礎的な教育を行います。
  • 建築学の高度な専門的知識とそれに基づく実践力を養うため、計画から設計までのプロセスを理解し、各専門分野の立場から企画、計画及び検証、設計を展開し、それをプレゼンテーションする横断的デザイン教育を行います。
  • 自然科学の教養、社会に対する責任を自覚した倫理観及び社会で通用するコミュニケーション能力を養うため、自然科学教育、社会科学及び倫理教育、語学教育、キャリア教育を体系的に行います。

アドミッション・ポリシー(入学者受入れの方針)

本学科は、建築の専門性を活かし、「いのちとくらし」を支える人材の養成を目指して、次のような人を受け入れます。

  • 人間、都市あるいは地域と深くかかわり合う建築の世界において十分に能力が発揮でき、また、自分の建築を語ることができる人材を養成することから、建築技術の習得に必要な基礎学力を高校卒業までに身につけており、また、自主的な学習態度を有する人。
  • 建築を通して、世界的あるいは地域的視野で物事を思考できる人材を養成することから、建築の創造、建築空間のデザインや環境、安全への深い関心を持ち、社会に貢献する意欲をもつ人。
  • 建築は社会性をもち、協働のもとで成り立つことから、建築に携わる上で、倫理観をもち、協調性とコミュニケーション能力を有する人。