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卒業後の進路

ロケットや各種衛星の部品・システムの開発者、航空機の支援システム開発者、あるいは整備士やパイロットなど、活躍の分野が多彩に広がっています。また、総合工学を身につけた卒業生は自動車・造船・重電など航空宇宙産業以外の幅広い分野への進出がめざせます。

活躍する卒業生

株式会社IHI
航空・宇宙・防衛事業領域 航空エンジン技術部 技術グループ 所属

桑原さん
2024年卒 福岡県/東福岡高校出身

桑原さん

空の安全を支えるエンジン、その信頼を、技術で守る

創業約170年を誇る日本の三大重工業メーカーの一つ、「IHI」。ここで航空機エンジンのエンジニアとして、日本の空の安全を支える卒業生がいる。桑原さんは航空機に興味を持ち、崇城大学の宇宙航空システム専攻へ進学。「将来は航空会社に就職するのかな」と漠然と考えていたが、CADや3Dプリンターなどを使って学ぶうちに、設計やものづくりへの関心が高まり、将来の志望進路も製造業へと移っていった。その中で、航空機用エンジンや宇宙関連機器を手がけるIHIは、これまでの学びを最大限に生かせる理想の環境だったという。現在は航空機エンジンのアフターサービスを担当。実際の現場で技術者と向き合う責任の大きな仕事だが、「大学時代に学んだエンジンの構造や材料、流体力学などの基礎知識があるからこそ、現場での議論にも自信を持って臨めています」と語る。自分の携わったエンジンを積んだ飛行機が世界中の空を飛び、多くの人の移動を支えている。その誇りを胸に、桑原さんはエンジニアとしてさらなる高みを目指している。

MHIエアロテクノロジーズ株式会社
旧:中菱エンジニアリング株式会社

本学出身20名

本学出身20名

技術の力で、空を守り、空に飛び立つ力に

航空機やロケット、宇宙への夢を抱いて宇宙航空システム工学科で学んだ3人が、航空宇宙産業に携わる企業で社会人としてのキャリアをスタートさせた。彼らが勤めるのは三菱重工のグループ会社「MHIエアロテクノロジーズ(旧:中菱エンジニアリング)」。航空宇宙分野や産業機械分野などさまざまな業界において最先端の技術を生かし、多くの分野で役立てている総合エンジニアリング企業だ。ここで前田さんは航空エンジンの生産支援を、杉原さんは陸上自衛隊向けの訓練シミュレータに関する設計作業を、井神さんは海上自衛隊の対潜水艦用ヘリコプタの構造設計を担当している「大学で学んだ図面の読み方や、図面指示の解釈など、特殊性の高い航空機の知識が今の仕事につながっている」と前田さん。いずれは航空機分野にも関わりたいと望む杉原さんは、プログラミング業務という新しい技術の習得にやりがいを感じる日々だ。そして井神さんは、航空機開発という10年スパンの大規模プロジェクトに関わることができることに大きなやりがいを感じている。空への夢に、今駆け出したばかりの3人。恵まれた環境の中で、現場で求められる技術の需要に応えられる技術者になりたいと、気持ちを引き締めている。

トヨタ自動車 株式会社
第2MS車両性能開発部

岡田さん
2018年卒業/福岡県・筑紫高校出身

岡田さん

「命を守る車を作る」大学時代からの夢を実践

小さい頃から乗り物が好きで、漠然と「トヨタ自動車に勤める」ことに憧れていた岡田さん。主に、航空機について学ぶため宇宙航空システム工学科に進んだ彼女だったが、インターンシップに参加した同社で衝突安全の実験を見て「人を助ける車を作りたい、自分の好きな自動車によって、悲しむ人や傷つく人を無くしたい」との想いを抱いた。そこで、同社への就職を志望。見事合格し、車の安全性能を開発する部署へ配属。希望していた業務に就くことになった。現在はクラウンやカムリなど、ミッドサイズの車両の衝突安全の性能開発を担当。国内に止まらず、車両を販売する各国の法規への適合や、アセスメントの評価試験に向けて検討する日々だ。材料力学や機械力学、基礎製図など、大学時代に養った基礎知識を土台に、自動車の安全性を評価するアセスメントでトップレベルの衝突安全性能を達成するため、車両構造や乗員の拘束装置の開発を行っている。評価で予定通りの成績を獲得できた時の達成感は大きいと岡田さん。交通事故死傷者ゼロを目指し、命を守る車作りに、これからも貢献していく。