学科のポリシー
2025年度からの学科のポリシー
ディプロマ・ポリシー
本学が定める学位授与の方針を受けて工学部宇宙航空システム工学科が設定した「学修目標」の達成度を元に、以下の資質・能力を有すると認定したものに、学士(工学)の学位を授与する。
1.基礎的・汎用的知識と技能
- 人文・社会・自然科学分野の教養的知識、専門基礎的知識、並びにコミュニケーション能力やリテラシー、論理力をはじめとする汎用的技能を身につけたもの。
【学修目標】
| 1_1 | 教養的知識 | 人文科学・社会科学・自然科学分野の諸学問について、基礎的な理解ができている |
| 1_2 | コミュニケーション能力 | 日本語及び外国語を用いた日常的コミュニケーション、学術的コミュニケーションができる |
| 1_3 | リテラシー | 情報リテラシー:適切な方法で正しい情報を収集及び発信できる コンピュータリテラシー:コンピュータに関する基礎的知識を修得し、その活用ができる データリテラシー:実験等で得られた計測値をはじめとするデータを理論的・多面的に分析・考察し、適切な表現方法で他者に説明できる |
| 1_4 | 論理力 | 論理的思考力:個人で、または他者との討議を通じて、物事について論理的・多面的に思考することができる 論理的判断力:論理的に正しい結論を導き出すことができる 論理的伝達力:思考の結果を、文章または口頭で、筋道を立てて他者に伝達することができる |
| 1_5 | アカデミックスキル | 学術レポートの書き方やプレゼンテーションの技法を理解し、実践できる |
| 1_6 | 未来を切り拓く力 | キャリアデザイン:大学での学修と社会を関連付け、将来の職業を含めた自分の人生を主体的にデザインすることができる アントレプレナーシップ:個人の強みとなる創造力と実践力を習得し、独創的な提案を立案・実行することができる 課題発見・解決の素養:社会における課題を見出し、その解決に資するアイデアを提示することができる |
| 1_7 | 数理基礎力 | 基礎知識・基礎理論の修得:各分野の様々な現象を理解するための基礎として、数学及び自然科学の基礎知識や基礎理論を修得している 数理モデルによる表現:物事の本質的な部分を数理モデルとして表現することができる 数学的処理:数理モデルに対して数学的な処理を施した結果を適切に解釈し、数式やグラフで表現することができる |
2.専門的知識と技能
- 優れた実践力を有する航空宇宙エンジニア・スペシャリストになる上で求められる、航空宇宙機に関わる専門知識を身につけたもの。
- 航空宇宙産業を担うために必要な、工学的素養・技能を身につけたもの。
【学修目標】
| 2_1 | 材料・構造力学分野の知識・理解 | 航空機や宇宙機などの構造体が荷重を受ける際に生じる変形や材料の強度に関する専門知識を理解している |
| 2_2 | 熱・流体力学分野の知識・理解 | 航空機や宇宙機などに関する流体の運動や熱の伝達、及びそれらの推進機関における熱エネルギーの動力変換に関する専門知識を理解している |
| 2_3 | 運動・制御分野の知識・理解 | 航空機や宇宙機などの運動及びシステム制御に関する専門知識を理解している |
| 2_4 | 機械製図スキル | CADの使用方法を理解するとともに、航空機や宇宙機などの機械の部品図や組立図を作成することができる |
| 2_5 | 航空宇宙機に関する知識・理解 | 航空機や宇宙機を設計・製造・運用するために必要な専門知識を理解している |
3.人間性・社会性
- 社会の維持・発展に貢献できるエンジニア・スペシャリストになるために必要な、豊かな人間性・社会性を身につけたもの。
【学修目標】
| 3_1 | 自己管理力 |
|
| 3_2 | 協働性 | 他者との協働:所属する組織・集団の目標を達成するために、自らの意見(考え)を主張しつつ多様性を理解して、他者と協働して課題に取り組むことができる レジリエンス:困難な状況においても、自己の強みと他者からのサポートを活かして、その困難を乗り越えることができる |
| 3_3 | 倫理観 |
|
4.応用力・実践力
- 専門知識並びに工学的素養・技能を活かし、広い視野を持って国内外の様々な課題を積極的に発見し、解決する能力を身につけたもの。
【学修目標】
| 4_1 | 課題発見・解決力 | 社会のニーズを的確に捉えて課題を発見することができ、その課題に対して検討を繰り返し、自らその"解"を導くことができる |
カリキュラム・ポリシー
工学部宇宙航空システム工学科 宇宙航空システム専攻は、ディプロマ・ポリシーに掲げる資質・能力を身につけた人材を育成するために、共通教育課程及び専門教育課程から成る教育課程を以下の方針に基づいて編成する。
- 専⾨教育課程を履修する上で、また航空宇宙産業並びに広範な関連分野に出て活躍する上で求められる幅広い知識や技能の修得ができるよう、初年次教育やアントレプレナーシップ・キャリア教育、リベラルアーツ・データサイエンス教育、数理基礎教育に関係する科⽬を体系的に開講する。
- 国内外の様々な背景を持った人々と良好な⼈間関係を構築できるよう、また国際化する社会や航空宇宙分野で活躍できるよう、アクティブラーニングを活⽤した授業やネイティブによる英語の授業を多学年にわたって開講し、コミュニケーション能⼒と英語⼒の醸成を図る。
- 「基礎重点・実学重視」の理念に基づき、専門的知識並びに工学的素養・技能を修得する上で基礎となる数学・力学・製図・情報に関する専門基礎科目を初年次において開講する。
- 航空宇宙エンジニア・スペシャリストになる上で求められる専門的知識並びに工学的素養・技能を年次進⾏とともに段階的に⾝につけることができるよう、「材料・構造力学分野」「熱・流体力学分野」「運動・制御分野」「航空宇宙機設計製図分野」「航空宇宙機製造運用分野」の科⽬を多学年にわたって開講する。
- かけがえのない生命を守るため航空宇宙機の安全性を最優先し、最善を尽くすことができる倫理観を⾝につけることができるよう、工学と倫理に関する事例を取り上げる科⽬を、共通教育課程と専門教育課程を結びつけながら段階的に開講する。
- 社会の構造やその変化を的確に捉え、航空宇宙エンジニア・スペシャリストとして他者と協働しながら⾃⼰成⻑しようとする姿勢を⾝につけることができるよう、地域や社会との関係性を取り上げる科⽬を継続的に開講する。
- 航空宇宙工学の専門的知識並びに工学的素養・技能を活かして社会を幅広く俯瞰し、国内外の様々な課題を発⾒して解決に導く実践能⼒を培うことができるよう、実験・実習・プロジェクト科目を多学年にわたって配し、その経験を4 年次の卒業研究へと接続させることで、課題発見・解決能力の醸成を図る。
- 航空宇宙工学並びに科学の進歩に貢献できるよう、 卒業研究を中⼼として学会・論⽂・コンテスト等での発表を視野に入れた活動を展開し、⾃らが⾒出した知⾒を社会に発信する能⼒の醸成を図る。
- 学修成果の評価は、中間・期末試験、⼩テスト、レポート、成果発表、ポートフォリオ等多⾯的な⽅法を⽤いて、各科⽬で設定する到達度⽬標ごとに、客観的・厳格に⾏う。
アドミッション・ポリシー(入学者受入れの方針)
求める学生像
宇宙航空システム専攻では、航空宇宙分野および広範な関連分野を支える人材を育成することを目指しています。そのために、専門的知識や技能を修得することはもちろん、豊かな人間性や高い倫理性、国際的なコミュニケーション能力を備え、論理的な思考に基づいて自ら行動し、多くの人と協力しながら積極的に課題の解決にチャレンジすることへの意欲を持つ人の入学を求めています。
本専攻入学者に求める資質・能力
本専攻の入学者に求める具体的な資質・能力は次のとおりです。
1.知識・技能
(A)文章を読んで正しく把握する力や、物事を体系的にとらえ筋道を立てて考える力
(B)航空宇宙分野の知識・技能を修得する上で基礎となる、数学や物理などの基礎学力
(C)国際化する航空宇宙産業と航空運輸業界で活躍するのに必要な基礎的英語力
2.思考力・判断力・表現力
(A)修得した知識・技能を広く社会で活用・応用する力
(B)航空宇宙分野に抱いた興味、関心を持ち続け、科学的に理解しようとする力
(C)さまざまな人に対して、自らの考えや提案を的確に伝える表現力
3.学びに向かう力・人間性等
(A)何事にも自ら進んで行動し、積極的・継続的に学ぶ姿勢
(B)空と宙への純粋な憧れ、飛ぶことへの感動と喜びを有し、困難にぶつかっても何度も挑戦する姿勢
(C)多様性への理解、思いやりや協調性を持って、他者と共に課題に取り組む意欲
▶宇宙航空システム専攻カリキュラムフロー
ディプロマ・ポリシー
本学が定める学位授与の方針を受けて工学部宇宙航空システム工学科が設定した「学修目標」の達成度をもとに、以下の資質・能力を有すると認定したものに、学士(工学)の学位を授与する。
1.基礎的・汎用的知識と技能
- 人文・社会・自然科学分野の教養的知識、専門基礎的知識、並びにコミュニケーション能力やリテラシー、論理力をはじめとする汎用的技能を身につけたもの。
【学修目標】
| 1_1 | 教養的知識 | 人文科学・社会科学・自然科学分野の諸学問について、基礎的な理解ができている |
| 1_2 | コミュニケーション能力 | 日本語及び外国語を用いた日常的コミュニケーション、学術的コミュニケーションができる |
| 1_3 | リテラシー | 情報リテラシー:適切な方法で正しい情報を収集及び発信できる コンピュータリテラシー:コンピュータに関する基礎的知識を修得し、その活用ができる データリテラシー:実験等で得られた計測値をはじめとするデータを理論的・多面的に分析・考察し、適切な表現方法で他者に説明できる |
| 1_4 | 論理力 | 論理的思考力:個人で、または他者との討議を通じて、物事について論理的・多面的に思考することができる 論理的判断力:論理的に正しい結論を導き出すことができる 論理的伝達力:思考の結果を、文章または口頭で、筋道を立てて他者に伝達することができる |
| 1_5 | アカデミックスキル | 学術レポートの書き方やプレゼンテーションの技法を理解し、実践できる |
| 1_6 | 未来を切り拓く力 | キャリアデザイン:大学での学修と社会を関連付け、将来の職業を含めた自分の人生を主体的にデザインすることができる アントレプレナーシップ:個人の強みとなる創造力と実践力を習得し、独創的な提案を立案・実行することができる 課題発見・解決の素養:社会における課題を見出し、その解決に資するアイデアを提示することができる |
| 1_7 | 数理基礎力 | 基礎知識・基礎理論の修得:各分野の様々な現象を理解するための基礎として、数学及び自然科学の基礎知識や基礎理論を修得している 数理モデルによる表現:物事の本質的な部分を数理モデルとして表現することができる 数学的処理:数理モデルに対して数学的な処理を施した結果を適切に解釈し、数式やグラフで表現することができる |
2.専門的知識と技能
- 優れた実践力を有する航空整備士・エンジニアになる上で求められる、航空工学の専門知識を身につけたもの。
- 航空整備士・エンジニアとして、航空産業を担い、航空機の安全運航を確保するために必要な技能を身につけたもの。
【学修目標】
| 2_1 | 材料・構造力学分野の知識・理解 | 構造体が荷重を受ける際に生じる変形や材料の強度に関する専門知識を理解している |
| 2_2 | 流体力学分野の知識・理解 | 航空機などに関する流体の運動に関する専門知識を理解している |
| 2_3 | 熱・推進機関に関する知識・理解 | 熱の伝達や推進機関における熱エネルギーの動力変換に関する専門知識を理解している |
| 2_4 | 運動・振動に関する知識・理解 | 航空機などの運動・振動力学に関する専門知識を理解している |
| 2_5 | 誘導制御に関する知識・理解 | 航空機などのシステム制御に関する専門知識を理解している |
| 2_6 | 機械製図スキル | 機械の部品図や組立図を作成するために必要な専門知識を理解するとともに、機械の部品図や組立図を作成することができる |
| 2_7 | 航空機に関する知識・理解 | 航空機を設計・製造・運用するために必要な専門知識を理解するとともに、その知識を活用して実務を行うことができる |
3.人間性・社会性
- 社会の維持・発展に貢献できる航空整備士・エンジニアになるために必要な、豊かな人間性・社会性を身につけたもの。
【学修目標】
| 3_1 | 自己管理力 |
|
| 3_2 | 協働性 | 他者との協働:所属する組織・集団の目標を達成するために、自らの意見(考え)を主張しつつ多様性を理解して、他者と協働して課題に取り組むことができる レジリエンス:困難な状況においても、自己の強みと他者からのサポートを活かして、その困難を乗り越えることができる |
| 3_3 | 倫理観 |
|
4.応用力・実践力
- 専門知識及び技能を活かし、広い視野を持って国内外の様々な課題を積極的に発見し、理論的にも実践的にも解決する能力を身につけたもの。
【学修目標】
| 4_1 | 課題発見・解決力 | 社会のニーズを的確に捉えて課題を発見することができ、その課題に対して検討を繰り返し、自らその"解"を導くことができる |
カリキュラム・ポリシー
工学部宇宙航空システム工学科 航空整備学専攻は、ディプロマ・ポリシーに掲げる資質・能力を身につけた人材を育成するために、共通教育課程及び専門教育課程から成る教育課程を以下の方針に基づいて編成する。
- 専⾨教育課程を履修する上で、また航空産業並びに広範な関連分野に出て活躍する上で求められる幅広い知識や技能の修得ができるよう、初年次教育やアントレプレナーシップ・キャリア教育、リベラルアーツ・データサイエンス教育、数理基礎教育に関係する科⽬を体系的に開講する。
- 国内外の様々な背景を持った人々と良好な⼈間関係を構築できるよう、また国際化する社会や航空分野で活躍できるよう、アクティブラーニングを活⽤した授業やネイティブによる英語の授業を多学年にわたって開講し、コミュニケーション能⼒と英語⼒の醸成を図る。
- 「基礎重点・実学重視」の理念に基づき、専門的知識並びに工学的素養・技能を修得する上で基礎となる数学・力学・製図・情報に関する専門基礎科目を初年次において開講する。
- 航空整備士・エンジニアになる上で求められる専門的知識並びに工学的素養・技能を年次進⾏とともに段階的に⾝につけることができるよう、「材料・構造力学分野」「流体力学分野」「熱・推進機関分野」「運動・振動分野」「誘導制御分野」「機械製図分野」「航空機専門分野」の科⽬を多学年にわたって開講する。
- かけがえのない生命を守るため航空機の安全性を最優先し、最善を尽くすことができる倫理観を⾝につけることができるよう、工学と倫理に関する事例を取り上げる科⽬を、共通教育課程と専門教育課程を結びつけながら段階的に開講する。
- 社会の構造やその変化を的確に捉え、航空整備士・エンジニアとして他者と協働しながら⾃⼰成⻑しようとする姿勢を⾝につけることができるよう、地域や社会との関係性を取り上げる科⽬を継続的に開講する。
- 航空工学及び航空機整備の専門的知識並びに工学的素養・技能を活かして社会を幅広く俯瞰し、国内外の様々な課題を発⾒して解決に導く実践能⼒を培うことができるよう、実習・プロジェクト科目を多学年にわたって配し、その経験を4 年次の卒業実習へと接続させることで、課題発見・解決能力の醸成を図る。
- 航空工学並びに科学の進歩に貢献できるよう、身につけた整備業務の知識と技量に基づく航空機整備の実業務を視野に入れた実践的な活動を、卒業実習を中心として展開し、⾃らが⾒出した知⾒を社会に発信する能⼒の醸成を図る。
- 学修成果の評価は、中間・期末試験、⼩テスト、レポート、成果発表、ポートフォリオ等多⾯的な⽅法を⽤いて、各科⽬で設定する到達度⽬標ごとに、客観的・厳格に⾏う。
アドミッション・ポリシー(入学者受入れの方針)
求める学生像
航空整備学専攻では、航空分野および広範な関連分野を支えるとともに航空運輸業界を担う、航空機の安全運航を確保するための技能を有する人材を育成することを目指しています。そのために、専門的知識や技能を修得することはもちろん、豊かな人間性や高い倫理性、国際的なコミュニケーション能力を備え、論理的な思考に基づいて自ら行動し、多くの人と協力しながら積極的に課題の解決にチャレンジすることへの意欲を持つ人の入学を求めています。
本専攻入学者に求める資質・能力
本専攻の入学者に求める具体的な資質・能力は次のとおりです。
1.知識・技能
(A)文章を読んで正しく把握する力や、物事を体系的にとらえ筋道を立てて考える力
(B)航空分野の知識・技能を修得する上で基礎となる、数学や物理などの基礎学力
(C)国際化する航空運輸業界で活躍するのに必要な基礎的英語力
2.思考力・判断力・表現力
(A)修得した知識・技能を広く社会で活用・応用する力
(B)航空分野に抱いた興味、関心を持ち続け、科学的に理解しようとする力
(C)さまざまな人に対して、自らの考えや提案を的確に伝える表現力
3.学びに向かう力・人間性等
(A)何事にも自ら進んで行動し、積極的・継続的に学ぶ姿勢
(B)空への純粋な憧れ、飛ぶことへの感動と喜びを有し、困難にぶつかっても何度も挑戦する姿勢
(C)多様性への理解、思いやりや協調性を持って、他者と共に課題に取り組む意欲
▶航空整備学専攻カリキュラムフロー
ディプロマ・ポリシー
本学が定める学位授与の方針を受けて工学部宇宙航空システム工学科が設定した「学修目標」の達成度をもとに、以下の資質・能力を有すると認定したものに、学士(工学)の学位を授与する。
1.基礎的・汎用的知識と技能
- 人文・社会・自然科学分野の教養的知識、専門基礎的知識、並びにコミュニケーション能力やリテラシー、論理力をはじめとする汎用的技能を身につけたもの。
【学修目標】
| 1_1 | 教養的知識 | 人文科学・社会科学・自然科学分野の諸学問について、基礎的な理解ができている |
| 1_2 | コミュニケーション能力 | 日本語及び外国語を用いた日常的コミュニケーション、学術的コミュニケーションができる |
| 1_3 | リテラシー | 情報リテラシー:適切な方法で正しい情報を収集及び発信できる コンピュータリテラシー:コンピュータに関する基礎的知識を修得し、その活用ができる データリテラシー:実験等で得られた計測値をはじめとするデータを理論的・多面的に分析・考察し、適切な表現方法で他者に説明できる |
| 1_4 | 論理力 | 論理的思考力:個人で、または他者との討議を通じて、物事について論理的・多面的に思考することができる 論理的判断力:論理的に正しい結論を導き出すことができる 論理的伝達力:思考の結果を、文章または口頭で、筋道を立てて他者に伝達することができる |
| 1_5 | アカデミックスキル | 学術レポートの書き方やプレゼンテーションの技法を理解し、実践できる |
| 1_6 | 未来を切り拓く力 | キャリアデザイン:大学での学修と社会を関連付け、将来の職業を含めた自分の人生を主体的にデザインすることができる アントレプレナーシップ:個人の強みとなる創造力と実践力を習得し、独創的な提案を立案・実行することができる 課題発見・解決の素養:社会における課題を見出し、その解決に資するアイデアを提示することができる |
| 1_7 | 数理基礎力 | 基礎知識・基礎理論の修得:各分野の様々な現象を理解するための基礎として、数学及び自然科学の基礎知識や基礎理論を修得している 数理モデルによる表現:物事の本質的な部分を数理モデルとして表現することができる 数学的処理:数理モデルに対して数学的な処理を施した結果を適切に解釈し、数式やグラフで表現することができる |
2.専門的知識と技能
- 優れた実践力を有するエアラインパイロットになるために必要な、航空工学、法律、気象など関連する専門知識と、航空機を運航する上でのスキルを身につけたもの。
【学修目標】
| 2_1 | 航空工学の基礎知識 | エアラインパイロットとして求められる航空工学分野の基礎知識を理解している |
| 2_2 | 航空関係の基礎知識 | エアラインパイロットとして必要な航空関係の基礎知識を理解している |
| 2_3 | 航空機を操縦するスキル | 航空機を操縦する技術的なスキルを身につけている |
| 2_4 | 安全運航に必要なスキル | 安全運航を確保するためのコミュニケーションスキル、状況認識スキル等を身につけ、実践することができる |
3.人間性・社会性
- 社会の維持・発展に貢献できるエアラインパイロットになる上で求められる主体的な行動力、向上心を持ち、高い自己管理力と協調性を身につけたもの。
【学修目標】
| 3_1 | 自己管理力 |
|
| 3_2 | 協働性 | 他者との協働:所属する組織・集団の目標を達成するために、自らの意見(考え)を主張しつつ多様性を理解して、他者と協働して課題に取り組むことができる レジリエンス:困難な状況においても、自己の強みと他者からのサポートを活かして、その困難を乗り越えることができる |
| 3_3 | 倫理観 | 健全な倫理観を持ち、洗練された倫理的判断を実践することができる |
4.応用力・実践力
- 専門知識及び技能を活かし、広い視野を持って国内外の様々な課題を積極的に発見し、主体的に解決する能力を身につけたもの。
【学修目標】
| 4_1 | 課題発見・解決力 | 社会のニーズや航空機運航に関する諸課題を的確に発見することができ、その課題を主体的に解決することができる |
カリキュラム・ポリシー
工学部宇宙航空システム工学科 航空操縦学専攻は、ディプロマ・ポリシーに掲げる資質・能力を身につけた人材を育成するために、共通教育課程及び専門教育課程から成る教育課程を以下の方針に基づいて編成する。
- 専⾨教育課程を履修する上で、また航空界並びに広範な関連分野に出て活躍する上で求められる幅広い知識や技能の修得ができるよう、初年次教育やアントレプレナーシップ・キャリア教育、リベラルアーツ・データサイエンス教育、数理基礎教育に関係する科⽬を体系的に開講する。
- 国内外の様々な背景を持った人々と良好な⼈間関係を構築できるよう、また国際化する社会や航空分野で活躍できるよう、アクティブラーニングを活⽤した授業やネイティブによる英語の授業を多学年にわたって開講し、コミュニケーション能⼒と英語⼒の醸成を図る。
- 「基礎重点・実学重視」の理念に基づき、航空機の操縦・運航の基礎となる航空工学・気象・空中航法・航空通信・法律などに関する専門基礎科目を飛行訓練開始前までに開講する。
- 優れた実践力を有するエアラインパイロットになる上で求められる専門的知識並びに航空機を運航する上でのスキルを段階的に⾝につけることができるよう、「操縦理論分野」「航空機装備品・性能分野」「飛行方式分野」「航空安全分野」の科⽬を多学年にわたって開講する。
- かけがえのない生命を守るため航空機運航の安全性を最優先し、最善を尽くすことができる倫理観を⾝につけることができるよう、過去に発生した航空事故事例や航空機事故を未然に防ぐためのクルー・リソース・マネージメント(CRM)に関する科⽬を、段階的に開講する。
- 社会の構造やその変化を的確に捉え、航空界のスペシャリストとして他者と協働しながら⾃⼰成⻑しようとする姿勢を⾝につけることができるよう、地域や社会との関係性を取り上げる科⽬を開講する。
- 航空機運航の専門的知識・技能を活かして社会を幅広く俯瞰し、国内外の様々な課題を発⾒して解決に導く実践能⼒を培うことができるよう、実機や飛行訓練装置を使った実習・プロジェクト科目を数多く配し、課題発見・解決能力の醸成を図る。
- 学修成果の評価は、中間・期末試験、⼩テスト、レポート、成果発表、ポートフォリオ等多⾯的な⽅法を⽤いて、各科⽬で設定する到達度⽬標ごとに、客観的・厳格に⾏う。
アドミッション・ポリシー(入学者受入れの方針)
求める学生像
航空操縦学専攻では、航空輸送を担うパイロットを育成することを目指しています。そのために、専門的知識や技能を修得することはもちろん、豊かな人間性や高い倫理性、国際的なコミュニケーション能力を備え、論理的な思考に基づいて自ら行動し、多くの人と協力しながら積極的に課題の解決にチャレンジすることへの意欲を持つ人の入学を求めています。
本専攻入学者に求める資質・能力
本専攻の入学者に求める具体的な資質・能力は次のとおりです。
1.知識・技能
(A)文章を読んで正しく把握する力や、物事を体系的にとらえ筋道を立てて考える力
(B)航空分野の知識・技能を修得する上で基礎となる、数学や物理などの基礎学力
(C)航空関連の授業や飛行訓練を受けるにあたって必要な英語力
2.思考力・判断力・表現力
(A)修得した知識・技能を実際の航空機の運航に活用・応用する力
(B)エアラインパイロットに抱いた興味、関心を持ち続け、課題を見つけ出し解決する力
(C)さまざまな人に対して、自らの考えや提案を的確に伝える表現力
3.学びに向かう力・人間性等
(A)何事にも自ら進んで行動し、積極的・継続的に学ぶ姿勢(B)空への純粋な憧れ、飛ぶことへの感動と喜びを有し、困難にぶつかっても何度も挑戦する姿勢
(C)多様性への理解、思いやりや協調性を持って、他者と共に課題に取り組む力
(D)高い自己管理能力を持ち、心身ともに健全であること
▶航空操縦学専攻カリキュラムフロー
2024年度までの学科のポリシー
ディプロマ・ポリシー(全学科共通教養科目)
「人間関係形成・社会形成能力」「自己理解・自己管理能力」「課題対応能力」「キャリアデザイン能力」等の基礎的・汎用的能力を身につけ、それらを実践できるもの
ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)
本学科は、所定のカリキュラムを実践し、厳格な単位認定により卒業要件を満足した次の能力を有するものに学士(工学)の学位を授与します。
- 【知識・理解】社会人として相応しい豊かな人間性と倫理観を身につけたもの。
- 【汎用的技能】航空宇宙分野と広範な関連分野を支える専門家になるため、汎用的基礎力、基本的な専門知識、さらに総合工学的視点を身につけたもの。
- 【態度・志向性】社会の様々な問題を工学的に解明するため、課題発見・実践的問題解決能力を身につけたもの。
カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)
本学科は、多くの人の力を結集してより軽くより速い物をつくり、これを安全に維持・運用することのできる人材育成のために、次のような方針でカリキュラムを編成します。
- 高い倫理観、協調性、そして国際的コミュニケーション能力を養うために、教養教育とキャリア教育を実施します。
- 総合的専門基礎教育、安全性を担保する実験実習教育と国家資格取得教育、グループ討論学習による想像力養成を実施します。
- 空への憧れを形にしていく空港キャンパス講義・実験実習、段階的なアクティブ・ラーニング、課題発見・問題解決能力を養う卒業研究を推進します。
アドミッション・ポリシー(入学者受入れの方針)
本学科は、航空宇宙分野と広範な関連分野を支える人材育成のため、次のような人を受け入れます。
- 国際化する航空宇宙業界で活躍できるよう、高い倫理観と国際的コミュニケーション能力を身につけ異文化を理解できる人材を育成します。そのため、思いやりと協調性と意欲のある人。
- 空への純粋な憧れ、飛ぶことへの感動、空に関わることへの喜びが今日の航空宇宙分野を築き上げた源でした。そこで、航空あるいは宇宙にときめく人。
- 宇宙航空システム工学科は、「基礎重点・実学重視」を基本とする総合工学教育を行います。そのため、幅広い知識とスキルの習得および想像力の養成に必要な基礎的知識を高校卒業までに身につけていることが望まれます。また、それらの習得に意欲を持つ人。