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2018年09月27日
2018年9月21日(金)・22日(土)、本学にて開催された日本農芸化学会西日本支部大会において、本学の千原さん(工学研究科修士課程応用微生物工学専攻1年・熊本県上天草高校出身)が「逐次反応系を用いた新規ガラクトフラノース転移酵素活性測定法の確立」というテーマで発表し、「優秀発表賞」を受賞しました。
千原さんは、これまで難易度が高かったガラクトフラノース転移酵素の反応の検出法を新たに開発し、ガラクトフラノース転移酵素の機能を明らかにしたことを報告し、高い評価を得ました。ガラクトフラノース転移酵素は糸状菌の細胞壁に存在する「糖鎖」の形成に必要なタンパク質であり、その阻害剤が新規な農薬や医薬として使われることが期待されています。