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2020年04月09日
みなさま「アマビエ」をご存知でしょうか。
アマビエは肥後熊本地方の妖怪です。
なぜ、このアマビエを取り上げるのかといいますと、3月中旬ごろから新聞やテレビ等の報道でも話題になりましたが、
新型コロナウイルスの感染が広がるなか、疫病退散に御利益が期待される妖怪だと注目されているからです。
アマビエは江戸末期に肥後の国の海に出現したとされる妖怪で、自ら「アマビエ」と名乗り「病が流行したら私の姿を写して人々に見せよ」と告げて海へ帰ったという言い伝えが残ることから、疫病退散に御利益があると信じられてきたそうです。
カッパのような人魚のような妖精のようなキャラクターで非常に可愛らしく、SNS上ではご利益にあやかろうと、思い思いの「アマビエ」イラストが投稿されています。
私筆者も数年前に「熊本城ミュージアムわくわく座」から依頼を受けて「アマビエ」を描きました。当時はまさかこんな事態になるとは想像もせず描きました。
不安で暗いニュースが続く中、熊本の「アマビエ」が日本中で話題になっていること、そして、ユーモアで少しでも気持ちが楽になることは、コンテンツを作る立場としても、うれしいニュースでありました。
そのアマビエのイラストをご覧ください。
みなさまも、アマビエのご利益を期待してみてはいかがでしょうか。
とはいえ、手洗い、うがい、十分な睡眠等の基本的なことは忘れずに!
イラスト・デザイン学科 小川剛准教授
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