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2024年05月17日
2024年4月19日、台北で開催された国際会議IEEE-ICEIB2024において、亜原理有准教授(情報学部情報学科)の研究室から投稿した2つの論文が高く評価され、ベストペーパー賞を受賞しました。
一つ目の受賞論文「COVID-19 Data Analysis with Urban Structure Consideration」は、亜原理研究室の後藤さん(工学研究科応用情報学専攻博士前期課程2年・宮崎県 宮崎西高校出身)による研究です。この研究は熊本県におけるCOVID-19のデータと都市構造を分析し、医療崩壊を防ぎながら病床使用率を50%以下に保つモデルを提案しました。質疑応答では、提案されたモデルが台北にも適用可能であると評価され、国際的な協力の展望も開かれました。
二つ目の受賞論文「Precision Rehabilitability: IoT-Based Monitoring in Mangrove Ecosystems」は、昨年亜原理研究室に招かれた協定校からの訪問研究員であるDr. Pawita Boonrat (プリンス・オブ・ソンクラー大学プーケット校)との国際共同研究の成果です。この研究では、水位、温度、土壌水分を精密に測定できるIoTベースのマングローブ・モニタリング・システムを開発し、環境保護とCO2削減に寄与する成果が高く評価されました。
今後もさらなる研究成果が期待されます。
ソンクラ王子大学プーケット校(タイ王国)へ情報学科が海外研修
/faculty/information/informatics/news/2023/231220_005684.html
亜原理研究室の学生らが第76回電気・情報関係学会九州支部連合大会で研究発表
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