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  1. 国土交通省後援イベントにて北区とのプロジェクトに取り組む情報学科学生が発表

学科ニュース

国土交通省後援イベントにて北区とのプロジェクトに取り組む情報学科学生が発表

2022年10月25日

2022年10月8日(土)、熊本市現代美術館アートロフトで「くまもと住まいりんぐフェア2022」が開催され、熊本市北区と空き家問題の解決に取り組む本学学生が取り組みの内容に関する発表をおこないました。(一般社団法人全国古民家再生協会熊本第一支部が主催し、国土交通省並びに熊本市北区の後援、崇城大学IoT・AIセンター並びに一般社団法人SCBラボの協力による)



13時から開催された「崇城大学×全国古民家再生協会熊本第一支部×熊本市北区 手ほどきプロジェクト発表会」に、本学情報学科の異分野イノベーション講義で学ぶチーム「北区地域活性化班」のメンバー2名が参加し、北区で問題となっている放置された空き家の解体を促進するための取り組みについて発表をおこないました。

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【崇城大学情報学科2年荒田さん・3年立本さんの発表】

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【熊本市北区役所 磯田さんの発表】

発表では、北区において放置されている空き家問題の解決のためには、何よりも地域全体で危機感を共有する必要があることが指摘されました。加えて、空き家解体=取り壊し・破壊というネガティブなイメージを払しょくするために、古民家再生協会、熊本市北区、崇城大学の三者が協力して「愛ある解体手法」と言われる人の手による手壊し解体を普及するとともに、長期の乾燥によって硬度が増し付加価値を付けた「古材」を解体時に取り出し再利用することによって、リサイクルの推進による環境負荷の低減を図るべきとの結論が導き出されました。

パネルディスカッションでは、情報学科3年生の立本さんが「地域には様々な問題が存在するが、問題解決をともに楽しむことができる地域コミュニティをつくることを目指したい。今回の空き家プロジェクトをその起爆剤としたい」と発言しお褒めの言葉を頂きました。

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【問題解決を楽しむコミュニティを地域に作りたいと語る立本さん】

今後、情報学科の異分野イノベ―ションの講義では、手壊し解体によって空き家から生まれる古材に関するデータを持続的に収集し公開することで古材の利活用や流通を促進することを目指して、実現に必要となるオープンな古材データベースを学生主体で構築していきます。今後の取り組みにご期待ください。

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