デザイン専攻（修士課程）のポリシー

ディプロマ・ポリシー（学位授与の方針）

所定の期間在学し、本学大学院のカリキュラム・ポリシーに沿った教育プログラムが定める授業科目を履修して、基準となる単位数以上を修得すると共に学位論文の審査及び試験に合格した者に修士（芸術）の学位を授与します。学位論文の審査及び試験は、その論文が研究の学術的意義、新規性、創造性、応用的価値を有しているか、学位申請者が研究の推進能力、研究成果の論理的説明能力、研究分野に関連する幅広い専門的知識、学術研究における倫理性を有しているか等を基に行われます。

カリキュラム・ポリシー（教育課程編成・実施の方針）

本専攻は、教育理念に沿って次の方針でカリキュラムを編成します。

• 各専門分野における研究能力と職業人としての高度な専門的能力を培わせます。
• 視覚デザイン領域では、社会に存在する多種多様な問題を人やメディア、環境間のよりよいコミュニケーションを図る視点からデザインを行い、解決するための方法論や技術を探究します。情報デザイン領域では、情報を的確に伝えるための表現技術や方法論の追究を目指し、様々なコンテンツの企画・提案・発信を通して社会や人の間に介在する情報を判りやすく知覚化することを前提としたデザインの世界を探究します。
• 製品・空間デザイン領域では、生活研究に基づいた、「人間－製品－空間－情報」系の最適関係づくりを目指し、様々な調査・企画・提案・発信を通して製品・空間デザインの可能性を探究します。

アドミッション・ポリシー（入学者受入れの方針）

本専攻は、教育理念を実践するため、次のような人を受け入れます。

視覚・情報デザイン領域または製品・空間デザイン領域の専門分野における基礎的な知識に加え、幅広い知識と創造性および独創的な発想によって新分野を開拓する意欲に溢れ、国際性や倫理観を兼ね備えた人を求めます。