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2018年11月29日
本学中薗哲也准教授(工学部建築学科)の建築作品「柳井の家」が住宅雑誌「MODERN LIVING 241号」に掲載されました。建築だけでなく植栽や照明器具まで、クライアントの生活スタイルや周辺環境に合せたデザインが提案されています。
【設計コンセプト】
エアコンに頼らずに夏は涼しく、冬は暖かく、風が抜け、それでいてプライバシーを確保すること。柔らかい光や影を静謐な居間から眺められることなどがクライアントからの要望であった。そのため採光は、直射日光ではなく障子越しやハイサイドから落ちる光、中庭の白い壁に反射した光などを間接的に柔らかく取り入れている。
周辺は観光地で特に週末は人通りが多いため、開口部は主に庭に面して設け、道路側は目線の高さとずらすことで視線や音を遮っている。
居間・和室には、向かい合う開口により風を通し、また食堂・和室の地窓と階段室のハイサイド窓は採光だけでなく、高低差による自然換気も促している。
建築学科中薗准教授の建築作品が「MODERN LIVING」・「環境デザインマップ 日本」に掲載
/faculty/engineering/architecture/news/2018/180813_001920.html