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学科ニュース
原島教授が「日本プロテインホスファターゼ研究会」功労賞を受賞
2016年07月19日
2016年1月29日（金）愛知県岡崎市の基礎生物学研究所で開催された「第5回 日本プロテインホスファターゼ研究会※学術集会」にて、本学生物生命学部 応用微生物工学科 原島 俊教授が、「日本プロテインホスファターゼ研究会功労賞」を受賞しました。
この学術集会は、国際大会と国内大会を隔年で開催しており、国際大会では当分野での世界的に著名な研究者が集います。基礎分野で非常にレベルの高い学会で、Cell や Nature、Scienceなどに論文を発表する研究者も多数参加しています。
受賞した功労賞は、国内大会で2年に一度、シニアの教授に授与される賞であり、今回は医学部や理学部ではない工学部出身の原島教授が、プロテインホスファターゼの研究を「ゲノムサイエンス」という新しい観点から行ったことが評価されました。
表彰式後、原島教授は受賞記念講演として「出芽酵母プロテインホスファターゼのゲノムサイエンス」というタイトルで、1時間の講演を行いました。
※日本プロテインホスファターゼ研究会とは
タンパク質の脱リン酸化酵素（プロテインホスファターゼの和訳）の構造や機能を中心とする、高度に専門化された特殊な分野の研究会です。約200名の会員は、主に医者が多く、医学部、獣医学部、理学部に所属する会員が80％を占め、ガンなどの疾病関連の話題が多い研究会です。