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松本研究室と(株)大森屋が共同研究：海苔によるがん治療

2019年08月14日

本学生物生命学部応用生命科学科 松本研究室（松本陽子教授）と株式会社大森屋が、「海苔抽出物の免疫賦活によるがん治療」に関する共同研究を行っており、2018年9月にはグランキューブ大阪（大阪国際会議場）やリーガロイヤルホテルで行われた「第77回日本癌学会学術総会」において研究発表しました。

"がん細胞を移植したマウスの海苔抽出物による治療実験"では、腫瘍重量の減少や免疫機能を示す物質の増加が見られ、さらに、"回腸組織のIgA量の測定・IgA免疫染色による陽性細胞観察"からも増加が確認できました。これらの結果から、海苔抽出物の摂取により免疫が強化されたことで腫瘍が小さくなった可能性が考えられ、海苔を日常的に食べることで免疫力向上や病気予防に繋がると示唆されています。
今後も研究を続け、"がん治療"の発展に貢献することを目指しています。

本学の共同研究について

http://www.sojo-kyoso.com/industry/research1.html

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/faculty/biotechnology/lifescience/news/2018/181015_002977.html