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  1. 日本動物実験代替法学会第31回大会を本学SoLAにて開催

学科ニュース

日本動物実験代替法学会第31回大会を本学SoLAにて開催

2018年11月15日

2018年11月23日(金祝)~25日(日)、本学にて、日本動物実験代替法学会第31回大会を開催します。大会長は松下琢教授生物生命学部応用生命科学科)、大会組織委員として、同学科教員が参加します。

大会ポスター:flyer_20190925.pdf

31AAE.jpg

◆日本動物実験代替法学会第31回大会

【会期】 2018年11月23日(金祝)~25日(日)

【場所】 崇城大学池田キャンパス SoLA(新D棟)

【大会長】 松下琢 教授

【大会テーマ】 「動物実験代替法学の体系化と人財育成」

【大会HP】http://jsaae31.umin.jp/index.html

【大会プログラム】http://jsaae31.umin.jp/program2.html

 日本動物実験代替法学会は、動物実験の適切な施行の国際原則である3Rs(Replacement:動物を用いない代替法への置換、Reduction:動物数の削減、Refinement:動物に対する苦痛軽減)の推進と普及を目的とし、研究、開発、教育、調査等を行う学術団体です。この原則は近年の実験動物福祉に関係する各国の法律や指針だけでなく、国際標準や国際指針に採用されており、EUにおいては2013年3月に発効した規制により、化粧品開発に動物実験を用いることが禁止されており、この影響は世界に波及しつつあります。化学物質においても、欧州の化学物質の登録、評価、認可及び制限に関する規則や米国の改正有害物質規制法に動物実験代替法の利用が明記されるなど、世界的にも実験動物を用いない試験法を利用せざるを得ない状況となっています。さらに、医薬品、医療機器や農薬に関しても、国際的な組織において3Rsを基本とした試験法の見直しが進んでおり、化粧品に留まらず、すべての製品保証分野に3Rsを考慮した研究・開発が求められる時代となりました。

 このような状況下で、本学会は第31回大会を、熊本で迎えることとなりました。本大会では、メインテーマを「動物実験代替法学の体系化と人財育成」に定め、関連する他学会にご協力を頂きながら、実学としての動物実験代替法学に関連した様々な分野・知識を統合し、次代を担う人財の育成につなげる道を示すとともに、この分野の最先端の研究成果について、産官学の研究者の皆様とともに、活発に議論して頂く機会にしたいと考えています。

 特別講演会では、
1)Refinement分野:松田光太郎 先生(獣医師・熊本市動物愛護推進協議会 元会長・熊本市獣医師会 元会長)
2)Reduction分野: 岡田誠治 先生(熊本大学エイズ学研究センター 教授)
3)Replacement分野:Wei-Shou Hu 先生(Prof., Dept. of Chem. Eng. & Mater. Sci.,Univ. of Minnesota)による講演が行われます。

 教育講演として、平田愛子先生(東京大学大学院 新領域創成科学研究科 先端生命科学専攻 バイオイメージングセンター)が、展望講演として、本学山田耕路教授生物生命学部応用微生物工学科・生物生命学部長)の講演が予定されています。

 またシンポジストとして、本学生物生命学部応用生命科学科の松下琢 教授市原英明教授古水雄志准教授がそれぞれ発表を行います。さらに座長として、松本陽子教授(同上)、原島 俊教授(生物生命学部応用微生物工学科)が参加します。

 本大会を運営するにあたり、29件の商業展示、11件の広告、22件の協賛金、2件の物品提供の支援を受けています。全国から約500名が参加される予定です。11月24日(土)18:10~18:40 、くまモン隊が出動予定です(SoLAホール)。

 当日参加受付も可能です。皆様のご参加をお待ちしております。

                          大会長 松下 琢