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学科ニュース

血漿交換療法における新しい置換液の調製法が「Journal of Clinical Apheresis」に掲載されました。(崇城大学・熊本大学・KM バイオロジクス株式会社との三者共同研究成果)

2025年12月18日

成田勇造准教授、門脇大介教授(薬学部 薬学科)らによる、血漿交換療法で使用される置換液の新たな調製法に関する研究成果が、国際的な専門誌「Journal of Clinical Apheresis」に掲載されました。
本研究は、崇城大学、熊本大学、およびKMバイオロジクス株式会社による三者共同研究として実施されたものです。血漿交換療法では有害物質を除去した後の置換液として「5%ヒト血清アルブミン溶液」が広く使われていますが、電解質濃度が生理的基準値と異なり、特にカルシウム不足による低カルシウム血症のリスクが長年の課題となっていました。
研究グループは、薬学的な知見に基づき、25%ヒト血清アルブミン溶液や乳酸リンゲル液などを混合することで、電解質濃度を生理的基準値に適合させた置換液を簡便に調製する方法を開発。治療中の副作用リスクを低減し、より生体適合性の高い治療の実現を目指しています。
現在は非臨床段階(in vitro)での評価を終えた段階であり、今後は臨床における有効性と安全性を確認するため、熊本大学病院にて臨床試験が実施される予定です。

https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/jca.70077

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