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学科ニュース

日本救急医学会ICLSコースを開催

2016年08月25日

8月20日(土)、薬学部で日本救急医学会ICLSコースが開催され5年生18名が受講しました。

18名は今年3月にアメリカ心臓協会のBLSプロバイダー資格を取得しており、BLSに引き続き行われる気道確保、静脈路の確保、薬剤の投与など高度な蘇生処置法についても習得したいと今回の受講を希望しました。

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ICLSではAEDの代わりにモニター付き除細動器を用います。AEDは器械が自動的に傷病者の心電図を解析してくれますが、モニター付き除細動器ではモニターに映し出される傷病者の心電図波形を自分の目で診断し、電気ショック適応の有無を判断、その後の治療法を決定しなければなりません。救急救命士、集中治療部看護師ら第一線の現場で活躍されているベテランスタッフの指導をもと、ひとつひとつの手技を理解し実地訓練を繰り返しました。

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18名は高度な蘇生法の習得とともに、情報を全員で共有し状況を判断し目標に向かってチームとして動くことの重要性を学びました。今年で7年目の開催となった本コースですが、とくに今回は大災害の直後ということもあり将来の薬剤師にとって大変に意義深い受講となったようです。

(文責:薬物治療学 藤井績)