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2020年10月05日
報道関係各位
崇城大学は10月5日、日本エアコミューター株式会社(以下:JAC ※本社鹿児島県霧島市)と同社のパイロット候補生の養成に協力することで合意いたしました。
【趣旨と展望】
JACとは「航空に関する協力協定」を2014年に締結し、航空業界および相互の発展、航空の安全確保、質の向上を目指し相互協力を行ってまいりました。今般、当該協力関係をさらに進展させJACのパイロット候補生を研究生として受け入れ、約2年かけて必要な各種ライセンスを取得させます。
この度、九州・沖縄の翼を支えるJACのパイロットの育成を担うことは、崇城大学の大きな使命の一つである社会貢献をさらに強化することが可能と考えております。
【背景】
航空業界は世界的にパイロット不足が指摘されており、近年コロナ禍の影響で一時的に生産規模の縮小を余儀なくされているものの中長期的には航空需要も回復し、パイロットニーズも増大することが見込まれることから、将来にわたり安定的にパイロットを確保することは、とりわけ離島路線を多く抱える九州・沖縄の航空会社において重要な課題となっています。
【充実した崇城大学のパイロット養成】
崇城大学では、2008年から〝国内で唯一〟大学内での一貫教育により、民間機が飛び交う熊本空港に隣接した空港キャンパスでエアラインパイロットの養成を行っています。空港キャンパスには、国内最大規模の訓練機14機(単発機 セスナ172S 11機、双発機 バロンG58 3機)、シミュレーター4基(セスナ2基、バロン2基)を保有し、エアラインパイロット出身者をはじめ、経験豊富な教官陣がきめ細かな指導を行っており、これまでJAL、ANAなど国内に就航する17の航空会社に卒業生のほぼ全員にあたる113名が入社しています。
崇城大学は2018年10月に、沖縄離島路線を運航する琉球エアコミューター株式会社(以下RAC)、2019年11月に同じく日本トランスオーシャン航空株式会社(以下JTA)ともパイロット養成に関する協定を締結しており、現在6名のパイロット候補生が、順調に訓練を受けています。
崇城大学航空機操縦訓練本部
池辺 洋一郎
TEL:090-3526-8836
JTAと崇城大学 パイロット養成に関する協定の締結について
/news/press/2019/191105_003896.html
琉球エアーコミューター株式会社と崇城大学とのパイロット養成に関する協定について
/news/press/2018/181003_002953.html