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  1. 琉球エアーコミューター株式会社と崇城大学とのパイロット養成に関する協定について

プレスリリース

琉球エアーコミューター株式会社と崇城大学とのパイロット養成に関する協定について

2018年10月03日

琉球エアーコミューターと崇城大学の共同ニュースリリース
JAL.png 崇城大学.png
琉球エアーコミューター株式会社と崇城大学とのパイロット養成に関する協定について
~RAC、 沖縄県の離島航空路を担うパイロット資格取得を支援する奨学金制度創設!~
~崇城大学、 沖縄県のパイロット養成に貢献!~

 琉球エアーコミューター株式会社(以下、RAC。本社 沖縄県那覇市)と崇城大学は、下記日程にて調印式を行う。RACは、将来にわたり沖縄の離島航空路線を安定的に維持するために、崇城大学と連携し、パイロット養成を開始する。また、RACは崇城大学における学生の訓練費等に対する経済的支援として新たに奨学金制度を創設する。崇城大学としても、社会貢献は大学としての大きな施策の一つであり、RACの安定的な運航体制の構築のためできる限りの協力をしていく。

 RACは島嶼県沖縄の離島を結ぶ航空会社であり、安定運航体制の確保は沖縄県全域の人の往来、離島の定住条件整備、産業振興の観点から必要不可欠なものとなっている。一方、航空機の運航に直接従事する高度専門職のパイロットの確保は、元々沖縄県出身者のパイロットが少ない状況にあること、また今後の少子化の進展も考慮すると更に厳しい状況になるものと想定され、離島路線の維持が、将来困難になることが危惧されている。

 このような状況を踏まえ、RACは将来にわたり離島航空路線を安定的に維持する施策として、将来のRACパイロットを志す学生を対象に崇城大学と連携し、パイロットとしてRACに入社するために必要なパイロット資格を取得させる新たな制度を開始することとした。パイロットの資格を得るには高額の費用を要することから、パイロットの資格取得に必要な訓練費用(入学金、授業料、教材費等)などを対象に奨学金を貸与する。当該貸与型奨学金制度は、パイロット資格を取得した後、RACにパイロット職として入社し、一定期間勤続した場合、全額返還を免除する画期的な制度である。

 崇城大学では、2008年からエアラインパイロットを目指す学生に対して、大学として〝国内初〟一貫教育によりパイロットを養成し、国内唯一民間機が飛び交う熊本空港に隣接した空港キャンパスでエアラインパイロットに必要な各種ライセンス取得のための訓練を行っている。空港キャンパスには、国内最大規模の訓練機14機(単発機 セスナ172S 11機、双発機 バロンG58 3機)、シミュレーター4基(セスナ2基、バロン2基)を保有し、エアラインパイロット出身者をはじめ経験豊富な教官陣がきめ細かな指導を行っている。 これまでJAL、ANAなど国内に就航する15の航空会社に卒業生のほぼ全員にあたる59名の学生を送り込んでいる。

 今後、崇城大学は、RACからのパイロット候補生を研究生として受け入れ、約2年かけて必要な各種ライセンスを取得させる。RACは沖縄県那覇市を中心に北は奄美大島から南は与那国島まで、沖縄圏域の10の島々を結ぶ12路線を毎日40便以上運航する航空会社であり、まさに島民にとっては欠かすことのできないライフラインとしての役割を負っている。


 ■日時:2018年10月9日(火)14:30~
 ■場所:崇城大学 池田キャンパス 

【問い合わせ先】
崇城大学 航空機操縦訓練本部
教授 池辺 洋一郎 ikebe@arsp.sojo-u.ac.jp