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「バイオ甲子園2019」最優秀賞は熊本農高

2019年12月07日

2019年11月23日(土・祝)、熊本市国際交流会館にて、バイオテクノロジー研究推進会（会長　寺本祐司教授（生物生命学部応用微生物工学科））による「第28回高校生によるバイオ研究発表会『バイオ甲子園2019』」が開催され、熊本日日新聞（11月24日付）に掲載されました。

❏掲載記事はこちら ⇒ 191124_kumanichi_p23.pdf

九州沖縄・中国地方の高校18校25テーマのうち、予備審査を通過した11校11テーマがプレゼンテーションを行い、熊本農業高校 畜産科が最優秀賞を受賞しました。同高は、飼料費が養豚経費の半分以上を占め、7割を輸入していることに着目し、食糧廃棄物を使った飼料を豚に与え、肉質・発育速度の改善と飼料費の大幅な削減を実現しました。

受賞校

【最優秀賞】
熊本県立熊本農業高校 畜産科
「食品廃棄物を利用した飼料製造に関する研究」

【優秀賞】
鹿児島県立国分高校 サイエンス部2年 生物班
「出水市に侵入したリュウキュウアブラゼミはどこからきたのか」

沖縄県立南部農林高校 バイオテクノロジー部
「甘藷『ちゅらまる（ぐしちゃんいい菜）』のバイオ苗作出と普及に関する研究」

【KMバイオロジクス特別賞】
熊本県私立真和高校 生物部 コサギ班
「熊本市江津湖におけるコサギの生態~個体ごとの採食戦略および就離塒行動について~」

【マルキン食品㈱特別賞】
福岡県立城南高校 生物部
「コケの抗菌活性」

【崇城大学特別賞】
沖縄県立中部農林高校 食品科学科
「伝える！うるまの資源 ビーグの香りをとどけ隊」

また、当日は学生らが運営を手伝ってくれました。

後列左から千原さん（工学研究科応用微生物工学専攻修士課程2年・熊本県上天草高校出身）／棈松さん（同・鹿児島県加治木高校出身）／田端さん（工学部応用微生物工学科4年・熊本県宇土高校出身）／山本さん（同課程2年・熊本県必由館高校出身）
前列左から岩切さん（同・宮崎県宮崎西高校出身）／白濱さん（同学科4年・鹿児島県松陽高校出身）／濱田さん（同・鹿児島県伊集院高校出身）／蔵谷さん（同・熊本県文徳高校出身）

第28回高校生によるバイオ研究発表会「バイオ甲子園2019」

日　　時：2019年11月23日(土)　10:15~16:00
会　　場：熊本市国際交流会館 大ホール（熊本市中央区花畑町4-8）
観　　覧：無料
主　　催：バイオテクノロジー研究推進会
共　　催：日本生物工学会九州支部
特別協賛：KMバイオロジクス(株)、マルキン食品(株)、崇城大学
後　　援：熊本県、熊本市、公益財団法人くまもと産業支援財団ほか

お問合せ

バイオテクノロジー研究推進会事務局
TEL/FAX：326-0212
携帯：090-8768-8566
E-mail：info@biotech.gr.jp
＊事務局は崇城大学応用微生物工学科内にあります。

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