本学卒業生が86歳にして博士号取得
2019年05月23日
那須さん(当時熊本工業大学1999年工学部建築学科卒業)は、自身の会社を構えていた宇土市を例にした論文「地方都市中心商店街の衰退化要因に関する研究」をまとめ、2019年3月に86歳にして工学博士号を取得し、熊本日日新聞(5月10日付)に大きく掲載されました。
会社を数社経営する中、夜間コースの平日6~7限、土曜3~5限の授業では、4年間毎日一番前の席で受講。授業以外でも資格を50~60勉強し取得するなど、精力的に学び続けた那須さん。当時62歳の那須さんとクラスメイトで、今でも交流のある本学職員の佐美三さん(当時38歳で入学)は、那須さんが英語での論文発表の際、入れ歯で発音がうまくいかず全てインプラントに差替えたという逸話を話してくれました。
また、当時教員として那須さんをサポートしていた西村元教授(
情報学部情報学科)も、英語の論文発表は100回以上は練習していたと那須さんが常に努力家であったことを嬉しそうに語っていました。
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190510_kumanichi_p18.pdf
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