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2022年10月31日
大学3年生の夏と言えば、自身の将来を考えるターニングポイントにもなる時期。令和4年度も夏期インターンシップに多くの学生が参加しました。就業体験だけではなく、大学で行われる勉強が実社会でどのように役立つのか、その先取りをインターンシップに求めた2年生もいます。
今回は、応用微生物工学科の3年生1名、2年生1名が環境保全へ取り組む荒尾市の現在を体験しました。し尿処理施設のCOD・pH・MLSSの測定など学生実験で行う項目はお手のもの?荒尾市役所環境保全課の取り組みだけではなく、荒尾市の目指す行政のあり方も学べた5日間となりました。
写真は、学生が研修の一環で「潟泥」と呼ばれる有明海の泥質を画材に即興で描いたもので、荒尾干潟水鳥・湿地センターに飾られています。
日本の国菌・麹菌
干潟の人気者のムツゴロウ
平成24年7月3日、水鳥(渡り鳥)の生息地である荒尾干潟は、国際的に重要な湿地としてラムサール条約湿地に世界で2,054番目に登録されました。本物の干潟の迫力もさることながら、湿地センターではこの干潟を再現した水槽や、飛来する水鳥とその餌となる底生生物(ベントス)の情報など、荒尾干潟を学習できます。
平成27年には、『万田坑』が世界遺産に登録され、平成28年に先進的な技術を活用したまちづくりである『あらお海陽スマートタウン』事業が開始するなど、目が離せない荒尾市。足を運ばれた際には荒尾干潟水鳥・湿地センターへも是非お立ち寄り下さい。
最後に学生がお世話になりました荒尾市役所、松ケ浦環境センター、荒尾干潟水鳥・湿地センター職員のスタッフの皆様に深謝致します。
荒尾干潟水鳥・湿地センター
センターから臨む荒尾干潟と雲仙
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