TOPキーワード
2021年12月10日
2021年11月27日(土)、バイオテクノロジー研究推進会(会長 寺本祐司教授・生物生命学部応用微生物工学科)による「第30回高校生によるバイオ研究発表『バイオ甲子園2021』」が開催されました。「バイオ甲子園」は例年口頭発表により開催されていましたが、本年は新型コロナ感染拡大予防のためZoomを用いた【発表の部】と昨年開催した論文審査による【論文の部】を開催しました。
南は沖縄から北は青森まで【発表の部】に11報、【論文の部】に25報の投稿がありました。
いずれの論文も優れた研究内容で高校生レベルを超えた最先端の研究もあり、審査は大変難航しましたが最優秀賞、優秀賞、入賞論文が選出されました。若き科学者の皆さんの今後ますますのご活躍を祈念します。
【発表の部】
日時:2021年11月27日(土)
備考:Zoomを用いて開催、審査会場は応用微生物工学科
【論文の部】
審査結果をバイオテクノロジー研究推進会HP上に11月27日(土)に掲載
http://www.biotech.gr.jp/
最優秀賞
「ハクセンシオマネキの求愛ダンスに迫る」
宮崎県立宮崎北高等学校 科学部
優秀賞
「匂いで識別?カビゴケの不思議な生態」
鹿児島県立国分高等学校 サイエンス部2年 生物班
優秀賞
「乾燥地の持続的農業のために ~塩類集積抑制技術の開発~」
青森県立名久井農業高等学校 環境研究班
入賞
「画像解析技術を用いた新規抗生物質生産菌の探索」
三田国際学園高等学校(東京)
入賞
「商品開発で環境に配慮した持続可能な社会を実現する ~豚脂の有効活用~」
熊本県立熊本農業高等学校 畜産科 養豚プロジェクト
最優秀論文賞
「形態と生態からみたチョウの飛翔」
愛媛県立松山南高等学校 理数科 松南バタフライ班
優秀論文賞
「廃しょうゆ培養ユーグレナを使った旨味しいアサリの連続育種について ~廃しょうゆ、こんなに色々使えるのか~」
福岡工業大学付属城東高等学校 科学部
優秀論文賞
「森林環境保全活動について ~放置竹林の問題解決法~」
長崎県立諫早農業高等学校 食品科学部
入賞論文
「リグニンの抽出と紫外線照射による変化 ~紙の変色を防ぐために~」
宮崎県立宮崎北高等学校 科学部
入賞論文
「超音波による機能性水耕野菜の栽培」
青森県立名久井農業高等学校 環境研究班
入賞論文
「生合成される物質の利用について ~農薬・日焼け止め作成~」
済美平成中等教育学校 自然科学部(愛媛県)