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2024年09月06日
2024年8月25日(日)から30日の期間、京都国際会議場で開催されたICE2024(第27回国際昆虫学会議)に参加してきました。開会式は秋篠宮皇嗣同妃両殿下御臨席のもと、空港並みのセキュリティーチェックが行なわれる物々しいスタート。会期中は迷走?台風で悩まされたものの、82カ国から4000人以上の人が集まり、会場はどのブースも活気に満ちていました。
工学研究科応用微生物工学専攻博士課程2年生の古賀さん(大阪府 市岡高校出身)がポスター発表を行ない、とくに貯蔵穀物食害害虫の生殖隔離に関心の高さがうかがえました。また、会場スタッフが法被をまとい抜群のホスピタリティを発揮しているのをみて、2019年に日本・ポーランド国交100周年時にルブリンの大学と高校で今回発表参加した古賀さん達が法被を着てイベントを行なっていたのが思い出されました。
サイドイベントとして『サイエンス・昆虫学における女性研究者』と会期中参加者同士のトークセッションもあり、昆虫学者として女性研究者としての様々な意見交換が行なわれ、台風襲来がなければラボの女性陣に招集をかけたいくらいの充実した6日間でした。
なお、会場近くには日本で唯一、発酵を助ける菌を供養する『菌塚』があり、私達の生活を豊かにしてくれている微生物に対し、応用微生物工学専攻長として手を合わせてきたことは言うまでもありません。微生物さん、有り難う!
生物生命学科 石田教授が国際会議で発表
/faculty/biotechnology/bio/news/2024/240826_005945.html
RISTフォーラムで生物生命学科寺本教授が講演しました。
/news/2024/240731_005952.html