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2017年09月22日
崇城大学出身教員(崇学会)の協力のもと、9月4日(月)~5日(火)「"教職を希望する本学学生"の夏合宿及び授業見学」を天草青年の家、天草工業高校にて開催しました。
この企画は、教職を希望する学生が現職教員と交流し学校現場の生徒と触れ合うことにより、実践力やコミュニケーション力を高め、生徒や教員との信頼関係の構築力、協働して物事にあたる行動力、様々な問題への適応力を養い、教員としての資質能力を高めていくプログラムです。今回は教職を希望する学生19名が参加し、教職サークルの学生が主に企画運営を担当しました。
1日目
【天草青年の家】
オリエンテーリング 13時30分
合宿先での初日、入所式の後、野外活動(オリエンテーリング)を実施しました。
男女混合チーム5班で対戦。 「生徒を指導する目線で!」「何より、全力で臨むのが基本!」
【夜の活動】
先輩の先生方とのグループワーク研修 19時(大研修室)
天草工業高校に勤務されている崇城大学出身の先生方6人が講師として、天草青年の家に来て下さいました。
大学で学んだことや、文献や資料等で得た知識だけでは、考え方の方向性はつかめるものの、「目の前の生徒にとって」という視点がなければ、「教師の役割」を果たせないことを考えさせられました。改めて、教師の責務の重大さを、実感しました。
2日目 【授業見学(天草工業高校)】
天草工業高校のご厚意で、2、3、4限目の授業を自由に見学させて頂きました。
先生方の授業は教室内の空気が違う!興味関心を引く工夫がすごい!ICTの活用・板書の構成・教具のアイディア発問のタイミング、内容、声の大きさ、表情・机間指導の在り方等、本当に勉強する事が多くありました。中でも、生徒を引き付けるコツは、感覚的なもので、実際に授業を見学させていただかないと、理解できないものでした。自分たちができるようになるか、不安も!
【昼休み 2年生のホームルームにお邪魔させていただいて、生徒と昼食】
生徒は黙っていても話してくれない! 自ら積極的に、コミュニケーションに努め笑顔でないと、心を開いてはくれない。進学志望の高校生へのアドバイスは、お役に立てたかは心配!でも一生懸命努めました。
【閉会行事】
江藤校長先生より 「皆さんが、夢を実現され素晴らしい、教育者になられることを願っています。 頑張ってください。」 とお言葉をいただきました。
■学生の感想
「授業見学を通して、私が高校生の時に比べ「授業が進化」し、授業に対する考え方が変化していることを学ぶことができました。そして、教育実習に向けてどのような準備をすべきか考えるきっかけとなりました。」
「普段では経験できない、貴重な機会をいただきありがとうございました。自分の至らなさや、これから努力しなければならない課題に気づくことができました。このご恩に報いるためにも、今後研鑽に努めてまいります。今後とも、ご指導よろしくお願いいたします。」
「今回、天草合宿を計画運営しました。天草工業高校での授業見学が特に身になりました。授業を教師目線で見る初めての機会だったので、授業の構成や教え方の工夫をしっかり見て学ぶことが出来たと思います。私自身、自分が将来授業をする姿を具体的に想像する良い機会となりました。 」
■参加学生(19名/内教職サークル11名)
・工学部/機械工学科1年 1名、ナノサイエンス学科1年 1名、2年 2名、建築学科1年 2名
・生物生命学部/応用生命科学科1年 3名、2年 7名、3年 2名
・芸術学部/美術学科1年 1名
■今後のスケジュール
2月24日(土):崇学会と教職希望学生との交流会、崇学会支部長幹事会合同会議(崇城大学)
【問い合わせ】
崇学会事務局(学生厚生課) tel: 096-326-3408
mail: kousei@ofc.sojo-u.ac.jp
http://sojo-alumni.ecgo.jp/page0103.html