ページの先頭です

ページ内を移動するためのリンク
本文(c)へ

TOPキーワード

入試サイト

資料請求

  1. 【レポート】避難所でボランティアをする在学生たち

ニュース

【レポート】避難所でボランティアをする在学生たち

2016年05月06日

4月14日(木)より発生した平成28年度熊本地震では、各地で甚大な被害が発生しています。
被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。
 
本学では地震の影響で5月8日(日)まで一斉休校となりました。
そんな中、本学の多くの在学生たちは自ら被災しながらも、困っている被災者を支援しようと県内のいたるところでボランティア活動に取り組んでいました。
  
_MG_7041s.jpg
 
地震発生時から一時避難所となった井芹中学校では、宮城くん、田中くん(ともに工学部 宇宙航空システム工学科 航空整備学専攻4年)他約15人の在学生が、多い時で約1,500人の避難者の方々のサポートを行っていました。
 
 
IMG_6494s.jpg
    
IMG_6498s.jpg  
ボランティアの活動としては県外から届く物資の支給や配布、管理を行っていましたが、地震発生直後は物資が足りず、一家族におにぎり1個しか渡せないときもあったといいます。
現在避難者の方々は井芹中から別の場所へ移られましたが、水が止まったときはプールの水をバケツリレーで運んだり、毎日タンクに湧水を汲みに行く等、水の確保が大変だったと話していました。
 
 
_MG_7066s.jpg
 ボランティア活動をする学生達 ※左上から時計回り
後藤さん(生物生命学部 応用微生物工学科3年)、田中さん、田村さん、宮本さん、
岸本さん、宮城さん
(ともに工学部 宇宙航空システム工学科 航空整備学専攻4年)
  
「自宅が無事だったので、目の前の困っている人たちを助けたい」との思いでボランティアを始めた彼ら。
「自分たちの目で見て何をしたらいいか、どんな助けが必要かを考え活動しました」と話す生き生きとした姿は避難所にいる人たちの元気に繋がっているように感じました。 
  
   
 

DSC_3489s.jpg 
一方、文徳高校の体育館では徳永くん(生物生命学部 応用生命科学科1年)(上写真)と手嶋くん(同学科2年)が活動。
手嶋くんは実家が福岡のため、避難所にずっと泊まり込みで活動をしており、徳永くんは益城町にある実家が全壊し大変な状況にありながらも、文徳高校の学生や先生と協力し、多い時で120名程の避難者のサポートを行いました。
 
 
DSC_3493s.jpg
    
DSC_3482s.jpg 
  
  
余震も続く中、在学生各々が自分にできることを自ら考え行動に移し、一生懸命活動する姿は大変頼もしく、「次は大学の復旧作業のサポートをしたい」という声もあがり、若い力の無限の可能性を感じました。