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プレスリリース

新ゲノム工学技術(開発と応用)の新知見をScientific Reports誌に発表

2015年08月04日

報 道 関 係 各位

崇城大学 広報課096-326-3417

新ゲノム工学技術(開発と応用)の新知見を
Scientific Reports誌に発表

 このたび、崇城大学 生物生命学部 応用微生物工学科の原島 俊教授と大阪大学大学院 工学研究科 生命先端工学専攻の杉山 峰崇准教授、笹野 佑助教のグループは、これまでに無い新しいゲノム工学技術の開発と応用についての新知見を英国の科学雑誌「Nature」の姉妹誌である「Scientific Reports」(2015年7月30日号)に発表しました。

 今回、研究グループが開発したゲノム工学技術は、出芽酵母菌を材料にワンステップの形質転換によって染色体の任意領域を自在に、新しい独立した染色体として重複させる(部分異数体)技術であり、これまでいずれの生物においても開発されていなかった技術です。同グループは、この技術を使って出芽酵母の16本の染色体の全領域をゲノムワイドにカバーする重複株シリーズを作成し、多様な表現型を明らかにしました。

 今回のゲノム工学技術は、多くの遺伝子の発現バランスの異常が細胞生理に及ぼす影響を自在に解析できる技術であるだけでなく(将来高等動植物細胞で可能になれば、ダウン症候群を始めとするヒトの多くの疾病や植物の形態異常の解析などに応用可能)、重複染色体を持つ株の中には、高温耐性や酸耐性などバイオテクノロジーにおいて有用な形質を示すものもあることから、基礎・応用の両面で生命科学の進展に貢献するものと期待されています。


≪「Scientific Reports」URL(研究発表ページ)≫
http://www.nature.com/srep/2015/150730/srep12510/full/srep12510.html

<詳しいお問い合わせ先>
崇城大学 生物生命学部 応用微生物工学科
教授 原島 俊
TEL  : 096-326-3837 (直通)
E-Mail: harashima@bio.sojo-u.ac.jp