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2020年11月30日
西嶋研究室では、日産自動車㈱との共同研究により 太陽電池から最大限にエネルギーを取り出すことができる 電力変換システムの研究を進めています。
太陽電池をクルマのボディーにとりつけたら、どのくらい走れると思いますか?
現在、1日の充電で最大30km~50kmほど走行できるクルマを実証試験しています。通勤通学やちょっとした買い物なら、コンセントから充電しなくても走行できる距離です。
車で発電したエネルギーは、家庭に送って家の中で利用したり、 災害時の非常用電源としても活用することも出来ます。
従来、クルマに太陽光発電システムを搭載する場合、建物や街路樹の部分的な影によって、影がかかっていない太陽電池パネルも 一緒に発電量が低下してしまうという問題がありました。 新しい電力変換システムの特長は、走行中に、部分的な影が目まぐるしく変化したとしても、最大限にエネルギーを取り出すことができる点です。この技術については日産自動車㈱と特許出願中です。
環境に優しいエネルギーエレクトロニクスの研究を行っており、パナソニックや日産自動車など、数多くの企業と共同研究を実施しています。
電子工学のモノづくりに興味がある皆さんは、下記を参照ください。
西嶋研究室のホームページ
https://nisijima.wixsite.com/home
西嶋研究室の紹介
201117_崇城大学西嶋研究室紹介資料.pdf
西嶋准教授「次世代自動運転コネクティッドカーカンファレンス」等で講演
/faculty/information/informatics/news/2019/200305_004072.html
西嶋准教授が雑誌くまもと経済「2019環境特集」で座談会
/news/media/2019/190924_003810.html