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  1. 球磨村でのボランティア活動報告

ニュース

球磨村でのボランティア活動報告

2020年10月07日

2020年9月26日、本学の学生・教職員11名が災害ボランティアへ参加しました。
令和2年7月豪雨の被災地支援として学生及び教職員からボランティアを募り、今回で9回目となりました。

当日は朝7時に大学を出発し、大学のバスで人吉市災害ボランティアセンターに向かいました。今回派遣された住宅は球磨村にあり、被災から2ヵ月経った今でも深刻な状況で、参加者は皆その被害を目の当たりにし言葉を失っていました。

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ボランティアを行った住宅では、床下の泥の除去作業、壁を解体・分別の作業を行いました。水を含んだ異臭を放つ重い泥を一輪車に載せ、何往復も捨てに行きました。建物内は解体した壁の粉塵が目を開けるのが痛いほど舞っていました。しかし参加者は、元気に互いに声を掛け合い協力して作業を進めていました。

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家主の方にお話を伺うと、「これまで延べ80名以上のボランティアの方に手伝っていただいた。感謝の一言です」とおっしゃっていました。「2階建ての家屋全体が浸水してしまったため解体も考えたが、代々住んできたこの家を残したい」との思いも語られていました。学生は家主の方の家に対する想いに真剣に耳を傾け被災された悲しみに共感し、ボランティア作業に励んでいました。

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ボランティア参加者でリーダーを務めたアハメドさん(情報学部情報学科2年・バングラデシュ出身)、グェンさん(情報学部情報学科2年・ベトナム出身)は3回目の参加でした。災害から1ヶ月経った頃に初めてボランティアに参加し、深刻な状況と作業に行った家の方の話を聞いて、困難な人を助けたいとの思いから継続的にボランティアに参加を決めたと話してくれました。他のボランティア団体の方とも積極的にコミュニケーションを取り活動する姿がとても印象的でした。

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(左:アハメドさん、右:グェンさん)


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