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  1. 熊本県警と連携 "サイバーパトロール検索プログラム"を情報学科の学生が開発

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熊本県警と連携 "サイバーパトロール検索プログラム"を情報学科の学生が開発

2016年06月14日

本学 情報学部 情報学科2年の菊川さん、吉田さん、杉田さん、大石さんの4名が、6月11日(土)に熊本県警察本部で開かれた「サイバー防犯ボランティア "九州フォーラムinくまもと"」に参加しました。
       

DSC_4653.JPG左から)吉田さん、杉田さん、菊川さん、大石さん(全員情報学部 情報学科 2年)
    
サイバー防犯ボランティアは昨年、熊本県警より各大学に参加依頼があり、それをうけ学生に募集をかけたところ、情報学部10名が自主的に集結したものです。本フォーラムは、熊本・福岡・佐賀の5大学のボランティアによる情報交換をするネットワークが結ばれた報告会であり、本学では2年生の菊川さんがボランティア学生らと開発したアプリケーションを報告しました。
今年4月から活動を開始する中で、菊川さんから「SNSをパトロールするプログラムをつくればサイバー防犯に役立つのでは」という意見が挙がり、この日の発表に向け、約2カ月かけてプログラムを構想しました。
  
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アプリケーションについて発表する菊川さん
   
アプリの機能としては「ストーカーをストーキングしよう」をスローガンに、Twitter上の膨大なデータから<検索・判断・蓄積・共有>を軸として、キーワードごとに悪質な投稿を素早く検索。その投稿をした利用者の危険度を検索結果から自動で計算します。蓄積した情報は危険度ごとにランク付けし、リストを作成することでこれらの情報を他のアプリケーションに送信することもでき、複数人でアカウントを監視したり、警察に報告したりと、危険ユーザーの情報を素早く、簡単に共有できるようになります。
     
   
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「Twitterに付いている報告機能では対応が遅いため犯罪になりかねない件も、このアプリを使用すれば被害を事前に防ぐことができると考えています。アプリ自体はオープンソース化して、色々な人に活用してもらいたい。今後、他の SNS へも対応できたら良い。」と菊川さん。現在アプリの制作を本格的に進めており、今年6月中には初期バージョンを公開する予定です。
     
インターネットが普及した現代ならではの犯罪防止に役立つ上に、情報学部での学びが活かされていると評価は高く、今後、サイバー犯罪対策の一つとして今回集結した九州7県警も連携してこのアプリを活用していく予定です。
     
<メディア掲載されました>
【新聞:熊日】「デマ情報」学生が監視 九州5大学連携
http://www.sojo-u.ac.jp/news/media/160614_006991.html
     
  
    

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■ 学生と教員らが被災地で役立つアプリを制作(菊川くん)
http://www.sojo-u.ac.jp/faculty/department/information/news/160421_006862.html