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  1. 第1回 ハイブリッド農業に関する国際会議が崇城大学で本日から開催

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第1回 ハイブリッド農業に関する国際会議が崇城大学で本日から開催

2016年10月21日

■趣旨:この国際会議の目的は、食品科学、バイオテクノロジー、プラズマ・エレクトロニクス、情報通信技術の4つの科学と、これまでの農業とを融合させた新しい『ハイブリッド農業』について、その実現可能性や実社会への応用について討論することです。

本国際会議には、農業関連の先端研究者だけではなく、行政の視点から熊本県副知事の講演があり、また農業従事者、農業関連企業の参加も呼び掛けております。この会議で発表される内容は以下の5つの専門分野に関するものです。

農業(Traditional Agriculture :TA) ここで言う農業とは、野菜・果物等を生産する農業のほかに、牧畜業、水産業および林業も含みます。

バイオテクノロジー(Biotechnology:BT) は、遺伝子操作や細胞培養、高エネルギー環境を利用して、生命体を改造、操作、あるいは制御する技術で、従来の農業(農林水産牧畜)に利用し、その目的に応じて生物を育て、生物の質をコントロールするものです。この技術によって、害虫に強く、干ばつに強く、寒さにも強く、収量も多く、通年収穫の可能な「夢の作物」が現実のものになるでしょう。

プラズマ・エレクトロニクス(Plasma Electronics:PE) は、高電圧で作られたプラズマや高エネルギーレーザーで誘起されたパルスパワーの応用です。これらの高エネルギー環境は、家畜、野菜、バクテリア、ウィルスのような生命体に少なからず影響を与えます。したがって、プラズマ・エレクトロニクスは、そのエネルギー密度に応じて、生物の成長促進、鮮度維持、殺菌、焼灼を可能にします。

情報通信技術(Information Communication Technology:ICT)は、いろんな種類のセンサ情報、たとえば環境温度、環境湿度、水中や土壌のpHレベルや化学物質の濃度、日照、風力等、を統合し、理解し、利用するのに不可欠です。それらのデータをコンピュータネットワークに蓄積し、必要な情報をそこから検索し、人間エキスパートの意思決定を模倣して、人工知能の学習を実行する際にも必要です。

食品科学(Food Science:FS)は、機能性食品、食品加工、最適輸送、貯蔵環境、食育などを含み、食品の鮮度維持とおいしさを高め、消費者にとっての安全性と健康・長寿を保証します。

【日時】10月21(金)~10月23日(日)
【場所】崇城大学 池田キャンパス(熊本市西区池田4-22-1)
http://www.sojo-u.ac.jp/campus/facilities/ikeda/

詳細は第1回 ハイブリッド農業に関する国際会議ホームページから御覧ください。
http://www.cis.sojo-u.ac.jp/~hybrid2016/index.html