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この度の熊本地震により、龍田小学校に避難した被災者の人々を支援するボランティア活動に取り組んだ本学学生たちに対して、熊本市立龍田小学校の本村校長より感謝状が届きましたので、授与式を開催いたしました。
　　　

龍田小でボランティア活動に取り組んだのは、藤枝さん（生物生命学部 応用微生物工学科3年）、古川さん（薬学部 薬学科2年）、坂本さん（生物生命学部 応用生命科学科3年）、木村さん（同学科2年）の4人。多いときで約150名を受け入れた龍田小は、復旧が始まった後も最後まで断水が続き、避難勧告が出されていた地域でした。

　　

藤枝さんらは、搬入される物資運びからその種類分け、毎日三度の食事の準備や室内掃除など連日早朝から夕暮れまで活動していたそう。
　
そこには工夫や気配りだけでなく、笑顔にあふれた彼らの姿があり、「他の避難所も見てきたが、ここの学生の創造的で前向きな働きには感心します」「彼らの将来にきっといいことがありますよう願っています」との声も頂きました。

　　

「無欲無償の働きが彼らの将来に加味されんことを願います」と本村校長から感謝と激励の言葉が綴られた文書とともに感謝状が届き、授与式にて学生部長より学生一人ひとりに手渡されると、それぞれが照れた様子の笑顔を見せていました。

　　　
　　　　

道田学生部長から感謝状が手渡されました

　

　左から）藤枝さん、木村さん、坂本さん、古川さん
　

「小学校の友人から龍田小の話を聞いて、ボランティアに向かいました。日頃から防災サポーターをしていて、もっと人の役に立ちたいという思いがあり、今回の地震で実現できました。」（藤枝さん）

「龍田小・中学校の出身。教職員がお疲れになられている姿を見て、母校を助けたいと思いました。感謝してもらうために活動をした訳ではないけど、感謝状を頂きとてもうれしいです。」（古川さん）

　　　

「他にも多くの学生がボランティアとして頑張っている中、自分が表彰されるのは気恥ずかしい気持ちもあるが、行動してよかったです。」（坂本さん）

　　　

「ボランティア活動をしたい気持ちで花畑広場に向かったけど人手は十分。人が足りていない場所を調べ、龍田小へ向かいました。いい経験になったというと失礼になるかもしれませんが、ボランティアとして経験したことは自分にとってプラスになりました。」（木村さん）