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  1. 熊本信用金庫、コンセプトラボ(株)と本学が「地域社会発展のための包括的連携に関する基本協定」の調印式を行いました

学科ニュース

熊本信用金庫、コンセプトラボ(株)と本学が「地域社会発展のための包括的連携に関する基本協定」の調印式を行いました

2017年05月02日

熊本信用金庫、コンセプトラボ(株)と崇城大学は平成29年4月24日(月) 午後2時に地域社会発展のための包括的連携に関する基本協定の調印を三者で交わしました。

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左:崇城大学 学長 中山峰男、中央:熊本信用金庫 理事長 品川良照氏
右:コンセプトラボ(株)取締役会長 星合 隆成(崇城大学 情報学部 教授)


これは、崇城大学星合隆成教授が提唱する地域コミュニティブランド(SCB)の手法を用いて、熊本信用金庫が抱える金融仲介機能のみでは解決できない多くの多様な課題に対して、課題解決に向けて地域のコミュニティブランド(SCB)の手法を活用することにより、それぞれの負担を軽減し地域の活性化につなげようという取り組みです。

※コンセプトラボ㈱:崇城大学の学生が社長と副社長を務める会社です。
本学の情報学部 星合隆成教授が提唱する地域コミュニティブランド(SCB)の手法を、地域社会の中でより実践的に取り組む主体になることを目指して設立されました。
詳しくは→http://conceptlab.jp/

■メディア掲載
熊本日日新聞(4/25付)・産経新聞(4/25付)http://www.sojo-u.ac.jp/news/media/170427_007905.html


※以下、熊本信用金庫様からの事例文章中、地域コミュニティブランド(SCB)の手法をSCBと表記。

【熊本信用金庫の崇城大学、コンセプトラボ(株)による連携事例】

<取組み事例1>
熊本信用金庫が日々の営業活動の中で、顧客訪問時に「見積書のシステムを開発したいがどこか良い業者はいないだろうか?」との相談を受けた。
熊本信用金庫はSCBの活動を通じてこの課題を投げかけたところ、崇城大学生より「自分の技術力を熊本の企業の役に立てたい。」との返答があり、顧客へ話をしたところ、「技術力が劣ったとしても、その大学生がこれから社会に出て行く際の一つのステップアップになるのであれば、ぜひ共同で開発したい。」とのことで合意し、現在課題解決に向けて開発が進んでいる。 人手不足が課題の中小企業にとって大学生と接点を持つことは将来的に人材(財)確保につながる可能性もあり、本件は有効な事例といえる。

<取組み事例2>
熊本信用金庫は、若年層の取り込みが課題となっており、そのために広報広告のあり方の見直しを検討してきた。特に人の目に触れる機会の多い、封筒や手提げ袋のデザインは10年以上も変更がなく、陳腐化しているものであった。 若い世代へのアプローチに有効なデザインはどのようなものかをSCBにて協議したところ、つながりの中で崇城大学生2名がデザインへの意欲を示したことから、学生がデザインを担当し、封筒の一新を図ることとなった。尚、封筒にはSCBと担当した学生の名前も印字し、熊本信用金庫のホームページや広報誌を通じてこの活動を広く周知することとしている。

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デザインを担当している本学情報学部情報学科3年の南さん(左)と芸術学部デザイン学科3年の青木さん(右)

<今後の活動>
熊本信用金庫は、日常の営業活動や相談業務の中で、地域資源(知的財産や特殊技術)に触れる機会が多く、場合によっては異業種交流などを通じてビジネスの活性化に取り組んできたが、限定的でその場限りとなっていた可能性もある。今後、崇城大学、コンセプトラボより、理論の提供を受けながら、構築されたプラットフォームへ地域資源と課題の提供を行い、多様化した課題を共に解決しながら地域活性化、地域経済の発展に寄与していきたいと考えている。