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JABEE

学習・教育到達目標の一部変更について

JABEE(日本技術者教育認定機構)は、大学などの高等教育機関で実施されている技術者教育プログラムが社会の要求水準を満たしているかどうかの認定を行う機関である。このJABEE認定制度はISO認証取得の学生版とよく表現されるように、教育プログラムの質を保証し、アウトプットとしての修了生の品質保証を行うことが目的である。

応用微生物工学科では、生物工学分野で日本初の審査を受け、平成17年5月にその第1号として認定された。JABEE認定プログラム修了生のメリットは下図(日経バイオビジネス,P.74,NO.3,2005より引用)に示されているように、技術士第一次試験が免除となり、4年間の修習を経て技術士第二次試験を受験することができる。さらに、質的に高い技術教育を受けたことが客観的に証明されるので、就職活動でも高い評価が期待される。

2012年にJABEE基準が改訂され、それに伴って(1)自立した技術者像の設定と公開、および(2)学習・教育到達目標の設定と公開、が求められている。応用微生物工学科では従来の学習・教育到達目標を一部修正し、チームワークを入れた新しい学習・教育到達目標を設定・公開する。

自立した技術者像: 広く人類の福祉と健康に対する倫理観をもち、社会の要請に応じて、食品・医薬・環境分野で必要とされるバイオテクノロジーを体系的に組み立て、時代を切り開く主体性をもった技術者。

技術士への道のり

学習・教育到達目標

  • 常に世界的な視野に立って幅広く人類の精神文化を理解し、コミュニケーション手段としての外国語と情報処理能力を身につける。
  • 地球の環境と人間の健康を守り、生命を尊重する倫理と技術の融合をめざす。
  • 数学、自然科学の基礎知識を応用し、微生物現象を定量的に説明できる工学的センスを養う。
  • 生物工学の専門知識に習熟し、バイオテクノロジーを総合的に応用して問題を解決できる力を磨く。
  • 社会の要求する課題を計画的に解決できる能力を養い、チームワークの中で協調性と主体性をもつ。
  • 自学自習の態度を培い、論理的な記述力と発表能力を身につける。

生物工学分野に求められる要件

本プログラムの修了生は、以下の知識・能力を身につけている必要がある。

  1. 専門知識・技術
  2. 生物工学に係わる数学的知識もしくは情報処理技術
  3. 実験を計画・遂行し、得られたデータを正確に解析・考察し、かつ説明する能力
  4. 専門的な知識および技術を駆使して、課題を探求し、組み立て、解決する能力
  5. 本分野に携わる技術者が経験する実務上の課題を理解し、適切に対応する能力

学習・教育到達目標の特徴:食品・医薬・環境分野で時代を切り開く主体性をもった人材を育成することを目標としている。

教育点検システム概要図