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学科ニュース

学生と教員らが被災地で役立つアプリを制作

2016年04月21日

この度の熊本地震で、ボランティアなどでも活動している情報学部 情報学科の和泉助教が、断水状況の把握のために「水が出る出ないを地図に投稿できるサービスがあると役にたつかもしれない!」とSNSでつぶやいたところ、教え子の学生らがわずか2時間であらかた作成し、その後17時間で「水が出る、水がでないを投稿する」ウェブサービスを公開しました。
  
現在(4月21日時点)では80%以上、断水解除され、かなりお水が手に入りやすくなりましたが、公開された17日は各地で断水があり皆どこで水が出るのか出ないのか、本当に困っていました。
 
住民一人ひとりの情報提供がライフラインの復旧に繋がる、とても素敵な情報共有アプリ。
情報学部の学びや取り組みが、社会に役立っています!
 
今後もこのような地震災害などできっと役に立つサービスになると考えられます。
  
【水出るアプリ】
http://mizuderu.info/
  
 
◆情報学部 情報学科 和泉信生助教・談◆
「初期バージョンの開発は情報学科2年生の菊川くんが行い、私と本学の在校生、卒業生、熊本県内のエンジニア6名ぐらいで初期バージョンを公開しました。また、漏水報告サービスを作っていた方と連携し、漏水報告機能を追加しました。
その後、システムの増強や機能追加などにAmazon Web Service Japan, Japan Amazon Web Service User Group、その他複数の企業からの有志のエンジニアが参加し、総勢30名程度が動いています。NHKからの取材をうけ、文字情報として定期的に放映されています。
自宅の水の状況や、近所で漏水を見つけたら報告してください。現在は熊本上下水道などと連携しながら、復旧のための情報提供を行っています。」
 
 mizuderu1.jpg「水出るアプリ」画面イメージ