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  1. 建築学科のPBL型授業で宇土市まちづくりの研究~提案

学科ニュース

建築学科のPBL型授業で宇土市まちづくりの研究~提案

2017年10月26日

工学部建築学科3年生11名が、まちづくりに関する科目「地域計画設計」(担当:内丸惠一講師)において「宇土市のまちづくり」を研究し、宇土市役所にて発表会を行いました。

PBL型(問題発見-解決型)授業とは、知識の教授ではなく、学生が自ら問題を見出しその解決策を案出する、というタイプの授業です。
本科目では、学生たちが地域の中に入り、潜んだ魅力と問題を発見し、魅力を引き出し問題を解決する方法を提案します。さらにアクティブラーニングの形態をとり、テーマ設定やスケジュール、調査方法など全て学生自身で計画し進めていきます。建築学科3年前期の建築計画コース(必修)、建築構造コース・建築総合コース(選択)です。

この授業では「宇土市のまちづくり」との課題を設定。学生11名が4チームに分かれて、現地を巡るなど調査を重ね、地域の持つ可能性を生かしたまちづくりの企画・計画に取り組みました。7月12日(水)中間発表を経て、8月29日(火)宇土市役所にて、宇土市長他約40名を前に最終発表会を行いました。
※宇土市と崇城大学は平成18年度に連携協定を締結し、人的・知的資源の相互交流を図ることとしています。

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アクティブラーニング対応の教室で。自由な雰囲気の授業

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まちを歩く

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チームで考える

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地域での発表会

【各チームのテーマとメンバー】
Aチーム:三角線「うとみライン」計画 / 天野さん、中山さん、宮崎さん
Bチーム:愛着でつながるまち~宇土っ子がまちを元気に~ / 坂本さん、池田さん、大城さん
Cチーム:子育て世代とつくる「花のまち」 / 野嶋さん、古田さん、谷本さん
Dチーム:新・火焚き祭り ~宇土から復活する大炎~ / 内田さん、中武さん

【発表内容の抜粋:BチームとDチーム】
Bチームは、子どもが交流や体験を重ね成長できる空間を提案。テーマ設定の際、子どもたちがその土地に戻り、残ることが将来のそのまちの力になるという思いで、子どもをメインに進めました。その提案は、空間・施設のハード面だけでなく、子ども主体の運営方法「放課後子ども育成システム」という、ソフト面まで考慮されていたことが評価されました。今後実現に向けて進行中であり、実現すれば全国でも珍しいまちづくりのかたちができると考えています。

メンバーの大城さんは、「街頭調査をするなど、外に出て活動した授業でいい経験になった。子ども施設は資金や責任問題で課題が多く苦労したが、他チームの熱心な姿が刺激になり、競争心が芽生え頑張れた。」と語ってくれました。

Dチームは、地元の人が注目していない巨大な天神様「天神樟(くす)」に興味を持ち、まちの魅力を聞き取る中で昔祭りが行われていたことを知りました。この祭りの復活が地域住民に自信を与え活性化につながるのではないかと考え、地域資源の活用アイデアを提案、まちの人の心に火をつけたいと考えました。



メンバーの中武さんは、「1.2年の授業とは違い先生からの指示はなく、幅広すぎてどんなアプローチで始めればよいか戸惑った。授業冒頭に途中経過を発表、授業時間内で練り直し、再度発表というスピード感のある授業の中、他メンバーから学ぶことも多く充実していた。研究のことを考えない日はないくらい、最後までやり遂げた充実感でいっぱい。」と熱く語ってくれました。 また、学生の提案を受けた宇土市長からは「街を全く知らない若者の目線の提案がよかった」とのコメントがあり、市を通してこれらの提案を進めたいと関心を持たれた団体もありました。

担当教員の内丸講師は、当講義でこれまでの17年間取り組んだ地域は、熊本市(花園町・新町・古町・坪井町)、山鹿市、菊池市、玉名市、宇土市、矢部町、甲佐町です。学生提案を基に実現されたまちづくり活動は、本妙寺桜灯籠(はなとうろう)、山鹿灯籠浪漫・百華百彩、草枕の駅コンサートなどがあります。みずあかり、山鹿・さくら湯再建、山鹿傘の復興の取り組みもこの講義の中で学生の提案をもとに生まれたものです。これからも建築の学びを通して地域の魅力を発信できる手助けをしたいと抱負を語りました。

■メディア掲載
【新聞:熊日】まちづくり計画 崇城大生が提案

本学の地域連携成果

http://www.sojo-kyoso.com/region/outcome.html